看護師は転職時に在職証明書が必要になるの?それともいらない?
看護師に限らずだけど、転職活動で必須になるのが履歴書。
履歴書には、これまでの職歴を書くことになるんだけど、適当に書いてもバレないと思っている人もいると思うんだよね。
ちょっとごまかしたりした職歴を書いてたりすると、内定後に「在職証明書を出して」と言われると大変なことになっちゃうんだよ。
というわけで、突然言われて焦ったりすることが無いように、今回は在職証明書について解説しておくピヨ!
☑そもそも在職証明書ってなんなのか
☑看護師の転職で在職証明書が必要になるとき、必要じゃないとき
☑在職証明書が必要な理由
☑在職証明書を出せない場合に代わりに出す書類
☑在職証明書の代わりとなる書類も出せない場合にどうなるのか
在職証明書ってなに?必要になるのはどんなとき?
在職証明書は【職歴を証明する書類】です
在職証明書は、その名前のとおり在職していた(いる)ことを証明する書類になるんだよ。
そして、在職証明書を発行するのは在職していた職場になるから、看護師の場合は以前勤務していた病院やクリニックなどになることが多いってことになるね。
在職証明書は役所とかで出してもらうものじゃないから、職歴が多い場合は全ての元職場に連絡をして在職証明書を出してもらうようにお願いしないといけなくて、かなり大変なことになるんだよ。
そして、更に大変なのが元職場を円満退職していない場合… 元職場に連絡を取り辛いという場合も多いと思うから、後ろめたいことが無くても在職証明書を出すのがイヤってことはあると思うんだよね。
更に更に、元職場が倒産や閉鎖している場合もあると思うんだよ。
元職場に連絡を連絡を取りたくない場合や、元職場が倒産や閉鎖している場合にどうしたらいいのかも、この後で対応方法を説明するピヨよ!
必要なとき→内定した転職先から在職証明書を出すように言われたとき
看護師が在職証明書を必要とするのは、基本的には転職しようとするときになるんだよ。
とはいえ、転職時に必ず在職証明書を用意する必要があるわけじゃなくて、必要になるのは内定した転職先から在職証明書を出すように言われたときだけ。
つまり、在職証明書を出すように言われなければわざわざ用意する必要はないってことになるんだよ。
どんな転職先が看護師に「在職証明書を出して」と言ってくるの?
在職証明書を全ての転職先が要求してくるわけじゃないんだよ。
それでは、在職証明書を要求する職場どんなところかというと公立病院が多いと考えておくといいんだピヨ。
国立病院や県立病院、市立病院などの公立病院では私立病院と比較すると、過去の職歴を自己申告だけじゃなくて、より正確に把握するために在職証明書を出すようように要求してきたりするんだよね。
ただし、公立病院だけが在職証明書を要求するわけじゃなくて、比較的大きめの病院であれば在職証明証書を要求される可能性は十分にあるから、出す必要はないって油断しないほうがいいよ。
ちなみに、クリニックや医院などの個人経営のところで在職証明書を出すように言われることは、ほとんどないと考えていいピヨ。
- 在職証明書は、職歴を証明する書類
- 在職証明書を発行するのは、在籍していた元職場
- 内定先から在職証明書を出すように言われなけば出す必要ない
- 公立病院は職歴を正確に把握するために、在職証明書を出すように言ってくることが多い
- クリニックなどで在職証明書を出すように言われることは、ほぼない
ピヨ
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看護師転職時の在職証明書は何のために必要なの?
経験を加味して給料を決めるため
看護師が転職したときの給料というのは、新卒時と同じじゃなくてこれまでの経験を踏まえてある程度高い給料にしてもらえることも多いんだよ。
でも、経験を加味して給料を高くするのに、それを転職してきた看護師の自己申告だけで判断すると不正をされてしまう可能性が出てきちゃうんだよね。
特に公立病院に関しては、不正で給料を高くしてしまうなんてことがあってはいけないから、転職してくる看護師に在職証明書を出すように要求するんだよ。
履歴書に記載された職歴が本当か確かめるため
在職証明書は基本的には、転職してきた看護師の給料を決めるために必要となるものなんだけど、職歴が本当か確かめるためという意味合いも多少はあるんだよ。
というわけで、在職証明書を出した場合は基本的には履歴書と照らし合わせて、履歴書の職歴が正しいかどうかチェックされると考えたほうがいいんだよね。
職歴の一部を長く勤務していたことにした場合とかは、在職証明書でバレちゃう可能性があることに注意する必要があるね。
- これまでの職歴を踏まえて給料を決めるために必要とされる
- 履歴書に書かれた職歴が正しいかどうかを判断するために必要とされる部分もある
病院が閉鎖してたり、円満退職してなくて在職証明書を出せない場合はどうすればいい?
雇用保険の加入履歴がわかる書類を出せばOK
在籍証明書を出せと言われても、円満退職じゃなくて退職するときに揉めていたりすると、元職場に在職証明書の発行を依頼し辛いってこともあるんだよ。
元職場に依頼し辛いって場合だけじゃなくて、転職歴が多い場合にいろいろな元職場に個別に在職証明書を出すように依頼するのも面倒と言えるんだよね。
そんなときに在職証明書の代わりに利用できるのが、【雇用保険被保険者資格取得届出確認照会】という手続き。
これはハローワークで手続きできるもので、簡単に言えば「この病院で雇用保険に加入してましたか?期間は?」と問い合わせをするものになるんだよ。
看護師として入職すれば通常であれば、雇用保険に加入することになるから、雇用保険に加入していかどうかを問い合わせることで結果として、在職していたかどうかがわかるというわけなんだピヨ。
手続も簡単で、ハローワークの窓口にある書類に必要事項を記入して提出すれば、回答書という書面で出してくれるから、これを在職証明書の代わりに出せばいいんだよ。
回答書に記載されている在籍期間の見方は?
回答書を見ると、下記のような欄があるんだよ。
被保険者となった年月日 | 離職年月日 |
H300401 | H300501 |
上のような回答書の内容だとすると…
・入職日 → 平成30年4月1日
・退職日 → 平成30年5月1日
ということになるんだピヨ。
手続に必要な【事業所番号】がわからない場合はどうする?
この手続きをするには事業所番号というのを記入する必要があるんだけど、わからない場合は事前に元職場に聞いておくといいよ。
元職場に聞けない場合は、元職場の施設名と住所をハローワークの窓口で伝えて相談するんだピヨ!
それでも出さない場合は給料が低くなり、更に経歴詐称も疑われる
というわけで、在職証明書を出せないとしても、代わりの書類をハローワークで取得できるわけだから「在職証明書を出せません」という主張は通らないことになるんだよ。
それでどんな影響があるのかというと、これまでの職歴を給料に反映してもらえなくなるから給料が低めになることもあるんだよね。
更に、履歴書に書いた職歴を疑われることにも繋がって、実際に履歴書に嘘を書いてたのなら最悪の場合は内定取消になってしまう可能性だってあるんだよ。
パン子
ピヨ
最後のまとめ
看護師として転職活動をする中で、必ず要求されるわけではない在職証明書なんだけど、だからこそ情報が少なくて困っている看護師も多いと思うんだよ。
ここまで説明した通り、在職証明書は単純に職歴を証明するだけのもので、公的なものでもなくて元職場に書いてもらうだけの書類っていうことになるんだよね。
履歴書に適当なことを書いていると、在職証明書を出すように言われて困ったことになることもあるから、転職活動をするときは「後から在職証明書を出すように言われるかも…」という意識で転職活動をしてもらったらいいピヨな。