ボーナスをもらえないから転職します!!
激務に耐える看護師にとって、ボーナスは心の支えになっていることもあるんだよ。
更に、心の支えというだけじゃなくて、ボーナスでの支払いを前提にしたローンを組んでいることもあったりして生活の支えになっている場合もあるんだよね。
そんなボーナスをもらえなかったり、大幅に減額されたりしたら看護師にとっては大きく落胆するのは当然だし、場合によっては転職を考えるのも当然だと言えるんだピヨな。
というわけで、今回は看護師のボーナスが出ないなどの問題について色々解説していくよ!!
ボーナスが出ないとか、大幅に減ったりするのは問題ないの?
基本的にはボーナスが出なかったり、減額されても問題にはならない
まず、知っておかないといけないことはボーナスというのは、法律で支払いが義務付けられたものではないってことだね。
ボーナスをもらえるかどうか、どのくらいの金額になるのか、いつもらえるのか?っていうのは、基本的には看護師を雇っている病院側が自由に決めて良いってことになるんだよ。
ボーナスは病院の経営状況にも左右されるもので、業績が良ければ支払う、悪ければ支払わないという形だとしてもまったく問題はないってことになるんだね。
パン子
ピヨ
雇用契約書や就業規則に金額が明記されていたらボーナスをもらう権利がある
さっき説明したとおりボーナスは法律上の権利じゃないんだけど、雇用契約書や就業規則に金額や支払い時期が明確に書かれている場合はボーナスをもらう権利があるんだよ。
雇用契約書や就業規則は、働く看護師と雇う病院側との約束になるから、そこにボーナスについて書かれていたら約束通りにボーナスをもらう権利があるってことになるんだね。
ただし、雇用契約書の記載が次のような形だと、もらう権利があるとしても大幅に減額される可能性もあるんだよ。
賞与の有無 | 有 |
上のような書き方だと、ボーナスがあることはあるんだけど、その金額や時期も記載されていないから、夏冬のボーナスをもらえる保証はないし、金額が数万円程度だとしても文句は言えないってことになるんだよ。
他にも、雇用契約書が次のような記載の場合はボーナスをもらえなくてもしょうがないってことになるよ。
賞与は6月及び12月に支給する。ただし、業績その他やむを得ない事由がある場合は支給しないことがある。
こんな書き方がされている場合は、ボーナスがあるかどうかは完全に病院次第ってことになっちゃうんだよね。
ボーナスを必ずもらう権利があるのは次のような記載が雇用契約書にある場合になるんだよ。
6月及び12月に基本給の2ヶ月分の賞与を支給する。
上のような記載がある場合は、ボーナスが支給される時期も金額も明確だから、ボーナスをきちんともらう権利があるってことになるんだピヨ。
- 看護師にボーナスを支給するのは法的な義務ではないので、ボーナスがゼロになったり減額されたとしても問題にはならない
- 雇用契約書や就業規則で、ボーナスの金額と支払時期を明記されている場合は、看護師はボーナスをもらう権利がある
ピヨ
実際にボーナスをどのくらいもらえるのかを聞くこともできるピヨ
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ボーナスが出ない病院に勤務するのは危ない!?
ボーナスは病院の経営状況のバロメーター
看護師が正職員として働くときは、ほとんどの場合で【ボーナス有】という雇用条件になっているんだよね。
それなのに、ボーナスが出なかったり、大幅に減額される場合というのは病院の経営状態が原因っていう場合がほとんどと考えていいんだよ。
基本的には、病院側としても看護師にはボーナスをきちんと支払いたいというのが本音なんだよね。なぜかと言うと、ボーナスも払えなかったり、少なかったりすると看護師離れに繋がっちゃうから、将来的には新しい看護師の採用コストとかが大きな負担になる可能性もあるからなんだよ。それでも、ボーナスを払えない(又は少ない)というのは、払いたいけど払えないという状況に陥っているケースが多いってことピヨ。
パン子
ピヨ
将来的に退職金に悪影響が出る可能性もあるかも
さっき説明したとおり、普通は出るはずのボーナスが出なかったり、減ったりする状況というのは病院の経営に問題があるケースが多いんだよね。
病院の経営が悪化しているのが一時的なものであればいいんだけど、これが長引くのであれば病院の経営がどんどん危ない状況に陥ってしまって本当なら受け取れるはずの退職金が減ってしまう可能性もあるんだよ。
更に病院の経営状況が悪くなれば、病院とは言っても倒産(破産)してしまう可能性もあるんだよね。
特にこれまでずっと看護師にボーナスを出していたのに、最近になってもらえなくなったとか、大幅に金額が下がったという場合は、経営的に厳しい状態になっていると考えたほうがいいかもしれないってことピヨ。
- ボーナスは経営状況に応じて支給するとしている場合に、支給されないのであれば経営状況が悪い可能性が高い
- ボーナスを出せないくらい経営状況が悪化している場合は、将来的にもらえる予定の退職金が減る可能性もある(ただし、一方的な退職金規定の変更は無効とされることが多い)
- 経営状況によっては病院が倒産(破産)してしまうこともある
ボーナスをもらえる病院に転職する方法
ボーナスの支給実績を確認するのが、ボーナスをもらえるかどうか確認する無難な方法
ボーナスが出ないことから転職をするにしても、転職先でもボーナスをもらえないってことになると元も子もないんだよね。
というわけで、転職するのならボーナスがきちんと支給されるところを探したいところなんだけど、正式な入職前に雇用契約書は普通はチェックできないし、就業規則もなかなか確認するのはハードルが高いんだよ。
そこで、ボーナスが出るかどうかを確認する方法として、面接や病院見学時に次のように質問するといいんだよ。
もし、これでも聞きづらい場合は、次のように聞く方法もあるよ。
ボーナス自体があるかどうかを聞くんじゃなくて、年収目安を聞くことである程度はボーナスをどの程度得られるのかを把握することができるんだよね。
求人票には次のように書かれています。
【賞与あり 前年度実績 年2回】
しかし、これを見てわかるのは「昨年2回のボーナス支給があった」ということだけで、どのくらいの金額が出たのかはわかりません。そのため、「どのくらいのボーナスを支給したのか?」は別途調べる必要が出てきます。
ただし、ボーナスの支給実績として具体的に「前年度実績 年2回 ○ヶ月分」と記載している病院もたまにあるので、その場合はその金額を参考にしても問題ありません。
パン子
ピヨ
そんなパン子でも、簡単にボーナスの支給実績を確認する方法を次で教えるピヨ
転職サイトの担当者に確認してもらうのもおすすめ
ボーナスがどのくらい支給されるのかをどうしても聞きづらいという場合は、転職サイトを利用して担当者に代わりに聞いてもらうという方法をおすすめするよ。
この方法なら、更に詳しく色々聞きやすいんだよね。
・ここ数年のボーナスの支給実績は?
・ボーナス支給の規定はどうなっているのか?
こういった突っ込んだことも転職サイトの担当者経由であれば、遠慮せず聞くことができるんだよ。
看護師専門の転職サイトを利用する場合は、担当者の人もかなり親身に対応してくれることが多いから、自分が不安に思っていて確認したいことがあれば遠慮なく代わりに聞いてもらうといいピヨ。
パン子
ピヨ
ボーナス以外の条件面もきちんと確認しよう
ボーナスをもらえる転職先を選ぶことができたとしても、ボーナス以外の条件がイマイチなら転職した意味がなくなるから注意して欲しいんだピヨ。
例えば、ボーナスがもらえるとしても年休を使えないとか、残業が多くて、残業手当も出ないなんて職場を選んじゃうとボーナスをもらったとしても割に合わない状況になっちゃうんだよ。他にも検討することはあって、ボーナスが少ないとしても、基本給が高めになっているのなら、将来的な安定感はあるし、ボーナスよりも基本給で選ぶというのも選択肢としてはアリだと思うよ。
ボーナスが出ないとか少ないって不満から転職するとしても、ボーナス以外の条件もきちんと確認することが大事ってことだね。
- 入職を決める前に就業規則や雇用契約書を確認するのは中々できないので、病院見学や面接時に、ここ数年のボーナスの支給実績を聞く
- ボーナスの支給実績を自分で聞き辛い場合は、看護師専門の転職サイトを利用して担当者に聞いてもらうのがおすすめ
- ボーナスをきちんともらえるとしても、その他の条件が悪いと意味がないので年休消化率や残業の状況などを確認する
最後のまとめ
というわけで、ここまで看護師のボーナス問題について解説してきたんだピヨな。
ボーナスが出なくて困っていたり、ボーナスが大幅に減ってしまって困っている看護師は、生活に直結する問題だから転職する方向で考えるのをおすすめするんだよね。ここまで説明したとおり、ボーナスが出ない状況というのは経営に問題がある可能性が高いんだから、長く勤めて後悔するような状態になりかねないんだよ。
看護師の給料は、その仕事の割には高くないと言われているんだけど、ボーナスは大きなウェイトを占めるものだから、何とか今の困っている状況を改善できることを祈ってるピヨよ。