看護師採用後の辞退はできる?

採用されたけど辞退したい看護師

 

看護師として転職活動をしていて、採用の連絡はあったけど断りたいこともあるはずです。また、面接を受けて合否の結果待ちの段階で、仮に採用されても断りたいと考えることあるでしょう。

 

そこで、この記事では看護師として採用されたけど辞退をしたいと考えている人のために、採用辞退をどのように行うのかを解説していきます。転職活動をしている中で、採用されたけど辞退をしたいと考えている看護師さんはぜひ参考にしてください。

 

そもそも採用辞退は問題なくできる?

採用辞退といっても、そのパターンは次の2つにわかれます。

  1. 採用連絡があり入職を待っている状態
  2. 面接を受けて、合否の結果待ちをしている状態

結論から言えば、いずれの場合でも採用辞退をすることは問題なくできます。それぞれの採用辞退について詳しくみていきます。

 

採用連絡があり入職を待っている状態での採用辞退

看護師として採用が決まり、連絡を受けてからの採用辞退はトラブルになることもあります。しかし、働くかどうかを決めるのは看護師自身であり、例え採用が決まっていたとしても労働を強制させられる必要はありません。

 

とはいえ、基本的には電話で真摯に採用を辞退する旨を伝えるようにすれば、トラブルになることはほぼありません。

 

トラブルになる例としては、次のようなケースが考えられます。

  • 入職をする素振りを見せていた
  • 内定承諾書にサインをしていた
  • 制服の採寸や支給を受けていた

このような場合は、採用を決めた病院・クリニックに損害が発生する可能性もあります。そのため、採用辞退の連絡が適当であったりすると、損害賠償請求をされる可能性もあります。

 

普通の病院やクリニックであれば、わざわざトラブルになりかねない損害賠償請求などはしてきません。しかし、採用辞退の連絡が適当であったりすると感情的になり徹底的に責任追及をされる可能性もあります。

 

このように、どのような段階であっても採用辞退をすることはできますが社会人のマナーとしては問題はあります。そのため、採用辞退をするのであれば誠意をもって、謝罪と共に採用辞退をすることを伝えるようにしてください。

 

面接を受けて、合否の結果待ちをしている状態での採用辞退

面接を受けて、その面接の雰囲気もよくほぼ採用されることがわかっているが採用されたとしても辞退をしたい場合もあります。

 

このような場合は、何の問題もなく採用辞退をすることが可能です。そもそも、採用はまだ決まっていないので、正確に言うと「選考辞退」になります。

 

ただし、採用連絡があるまで待ち、採用連絡があったときに辞退を伝えるのはできる限り避けてください。

 

なぜなら、病院・クリニック側としては他看護師に採用見送りを伝えて、採用連絡をしてきている可能性もあるからです。このようなときに、採用辞退を伝えると病院・クリニック側としては採用活動を再度始める必要があるため、大変な迷惑がかかってしまいます。

 

面接を受けた時点で、病院・クリニックの雰囲気などから採用辞退をしたいと考えたのであれば、早い段階でその旨を伝えるようにしてください。

 

 

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採用辞退を伝える方法

採用辞退を伝える方法は、電話かメールのいずれかになります。ここでは、実際に採用辞退を伝えるときにどちらが好ましいのか、どのように伝えるべきかを解説していきます。

 

採用辞退を伝えるなら電話がベター

採用辞退を伝えるのなら、できるかぎり電話で行うようにしてください。なぜなら、採用辞退をすることはマナー違反と考える人もいるからです。それにもかかわらず、メールで連絡すると非常識だと思われることもあります。

 

電話で、採用辞退する旨を謝罪の言葉と共に真摯に伝えるようにしてください。それでも、病院・クリニックの担当者側は気分を害する場合はあります。多少なりとも嫌味を言われることもあるかもしれませんが、迷惑をかけているのは事実なので我慢をして丁寧に謝罪を繰り返すようにするのが無難です。

 

採用辞退の会話例

採用辞退を電話するときに、どのように伝えればよいのかを会話例を参考としてご紹介します。

ネコ子

先日、看護師として採用のご連絡を頂きました〇〇と申します。

 

大変申し訳ないのですが、家庭の事情により採用を辞退しなければいけない状況になりまして、ご連絡をいたしました。

 

ご迷惑をお掛けすることになり、本当に申し訳ありません。

メールでの採用辞退は伝わらない可能性がある

採用辞退は前述のとおり電話が望ましいです。メールが絶対にいけないわけではないのですが、採用辞退をメールで連絡をしたとしても伝わらない可能性があるのです。

 

一般企業と違い、病院やクリニックは日常的にメールで外部とやりとりをしているわけではありません。特に、個人経営のクリニックではその傾向が強いです。そのため、採用辞退を伝えたとしてもメールを開いてもらうことなく、採用前提で病院・クリニックが入職に向けた準備をすすめてしまう可能性があります。

 

このようなトラブルを避けるために、メールで採用辞退を伝えるとしても、返信がない場合は改めて電話で連絡を行うようにしてください。

 

採用辞退のメール文例

メールで採用辞退を伝えるときに、どのようなメール文面にするとよいのか参考例をご紹介します。

〇〇病院
採用ご担当者様

 

先日、貴院より看護師として採用のご連絡を頂きました〇〇と申します。

 

大変申し訳ないのですが、家庭の事情により採用を辞退させて頂きたくご連絡をいたしました。貴重な時間を割いて頂いたにもかかわらず、誠に申し訳ございません。

 

本来であれば、直接お伺いしてお詫びをするべきところ、メールでのご連絡となりましたこと深くお詫び申し上げます。

 

最後になりましたが、貴院の益々のご発展をお祈り申し上げます。

 

〇〇(名前)
連絡先

まとめ

看護師として採用されたけど、採用辞退をしたいと考えている人のために解説してきました。ここまで解説したとおり、基本的には採用後に辞退をすることは問題なくできます。しかし、状況によってはトラブルになることもあるため、採用辞退を安易に考えるのはよくありません。

 

看護師の転職活動も、一般的な企業に採用される場合と同じように考えて非常識な対応を取らないように気をつけてください。採用辞退後の転職活動を気持ちよく行うためにも、採用辞退を自分にとっても採用側にとっても後腐れのないように行いましょう!