☑履歴書の自己PR欄は、自分がどのように役立つ看護師であるかをアピールするところであること
☑ただし、新卒看護師の場合はアピールする内容は違うものになること
☑自己PRとして主張することには根拠もあったほうが良いこと
☑実際にどのような自己PRを書けば良いのか例文を紹介
☑履歴書に自己PR欄がない場合にどうすればいいのか
看護師は履歴書の【自己PR欄】に何を書けばいいの?
履歴書の中でも経歴や保有資格などはすらすら書けると思うけど、書くのが難しいのが志望動機と自己PR欄になるんだよね。
志望動機は別記事で紹介しているから(履歴書 志望動機の書き方はこちら)、今回は自己PR欄の書き方について詳しく説明していくから、自己PR欄の書き方で困っている看護師さんはぜひ参考にしてもらえたら幸いなんだピヨ。
履歴書の自己PR欄は「どう役に立つのか?」を説明する場所
仕事と関係がない自己PRは基本的に必要ない
まず、最初に理解しておかないといけないのは自己PRとはいっても、仕事と関係ないことで自己PRをするのは意味がないどころか悪印象を与えることもあるってことを知っておいて欲しいんだよね。
例えば、「読書が好きで毎月〇冊の本を読んでいます」とか「バスケサークルに入っています」みたいに自分に関する私的なことを書くのは基本的にNGになると考えたほうがいいんだよ。
スポーツなどで特別なことをアピールできるなら書いてもOK
基本的にはスポーツや趣味などの私的なことを書くのはNGになるんだけど、書いてOKという場合もあるんだよ。
例えば、スポーツであれば全国規模の大会で優勝経験があるとかっていうのなら、それだけ努力ができる人間ということが伝わるし、興味を持ってもらえる可能性があるんだよね。
特別な結果を出していないという場合でも、部長やリーダーなどとして集団をまとめていたのであれば、そこをアピールするのはありなんだよ。
とはいえ、これらを書いてOKというのも基本的には新卒看護師の就職活動のときくらいで、看護師としてそれなりに経験を積んできての転職活動であれば、看護師としての経験をアピールするべきで、いつまでも学生時代の実績をアピールするのは避けたほうがいいね。
自己PR欄では看護師としてどう役に立てるのかを説明する
自己PR欄に何を書くかということを簡単に言うと、看護師としてどう役に立てるのか?を書く必要があるんだよ。
これまで内科病棟の経験があるのであれば、そこで得たことや、得意だったこと、心がけていたことなどを書くことで、採用担当者に「この看護師いいかも?」と思ってもらえるようにするんだピヨ。
ただし、新卒看護師の場合は違ってくるから、この点については次で説明しておくよ。
英語ができることも自己PRになる?
自己PR欄に私的なことを書くのはNGと説明したんだけど、得意なことが英語などの外国語を喋ることというケースもあると思うんだよ。
実は、最近では病院でも外国人の患者が増えてきていることもあって、英語ができる看護師が求められることも多いんだよ。特に都市部の病院だとその傾向が強いんだよね。
というわけで、英語ができるのであれば【看護師として役に立つ】と思ってもらえる可能性があるから、TOEICの点数を書いてアピールしてもいいんだピヨ。
英語以外だと、中国語の需要も高いからもし喋ることができるのならぜひアピールしておくといいよ。
新卒看護師に関しては自己PR欄に看護師を目指したきっかけなどを書いてもOK
新卒看護師の就職活動のときに関しては、どう役に立つのかを書くのは難しい部分があるのは事実なんだよね。
新卒看護師がいくら「これで役に立ちます」なんて説明しても、説得力がないんだよ。
そこで、新卒看護師の場合はなぜ看護師を志したのか?ということや、自分なりの看護師としての信念や目標を書いてもOK。
それなりに経験を積んでいる看護師が、看護師を志した理由や信念とかばかり書くのは絶対にNGだけど、新卒看護師は新卒看護師なりの考えをまとめていけばいいってことだね。
- 仕事に関係がありそうなことで、「役に立ちそう」とアピールできるものを書く
- 新卒看護師であればスポーツで部長をしたことや、大きな大会で結果を残したことは書いても良い
- 都市部の病院であれば英語などの外国語ができることもアピールするとプラス要素となることがある
- 新卒看護師であれば、看護師を志した理由や信念などを書いてもOK
自己PRに書いたことには根拠も合わせて書くようにする
「忍耐強い」のなら「なぜ忍耐強いのか」も説明するようにする
自己PRすることを狙って、「忍耐強い」とか「協調性がある」とかって書いている看護師もいるんだけど、これだけだと抽象的すぎて、まったく意味がない自己PRになるんだよ。
例えば、「忍耐強さには自信がありますので、忍耐強さを看護師の仕事にも活かします」と書くのはNG。
それではどうすればいいのかというと、根拠を合わせて書けばいいだけなんだよね。
「忍耐強い」と書くのであれば、「学生時代にバレーボール部に所属していたのですが、通常の練習の他に朝練もありましたが3年間休むことはありませんでした。この忍耐強さを看護師としての仕事にも活かしたいです。」などと根拠を説明すればいいんだよ。
- 自分をアピールするためには、根拠も書かないと説得力がない
- 「忍耐強い」と書くのであれば、「忍耐強いと自分で言える根拠」を書くようにする
ピヨ
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実際にどんな自己PRを書くといいか例文で紹介
例文① スポーツ経験を自己PRの中でアピールしたい場合
例文② 一つの職場で勤務してきた経験をアピールしたい場合
例文③ いろいろな職場で勤務してきた経験をアピールしたい場合
例文④ 自分の人柄や性格をアピールしたい場合
パン子
ピヨ
ここで紹介した自己PRの例文と、解説を読んで自分なりにどう自己PRをするのが良いのかを考えて、自分だけの自己PR文を作るんだピヨよ
履歴書に自己PR欄がない場合はどうする?
履歴書に自己PR欄がない場合は、志望動機欄で触れるようにすると良い
ここまで長々と自己PRの書き方について説明してきたんだけど、実は市販の履歴書の中には自己PR欄がないものもあるんだよ。
でも、自己PR欄がないという場合でも、【志望動機】を書く欄はあるから、志望動機欄の中に自己PRを一緒に書くようにするといいよ。
ただし、基本的には志望動機をメインに書くようにして、自己PRだけを押し出すような書き方はしないように注意が必要になってくるピヨ。
自分の中で自己PRしたいことがある場合や、履歴書の中でより多くのアピールをしたい場合は、志望動機欄と自己PR欄の二つがある履歴書を選ぶのをおすすめするよ。
- 履歴書に自己PR欄がない場合は、【志望動機欄】に自己PR文も含ませる
- ただし、メインは志望動機になるようにする
- 履歴書でいろいろアピールしたい場合は、自己PR欄も志望動機欄もあるものを選ぶようにする
パン子
ピヨ
パン子オリジナルな良い自己PR文ができるのを期待しているピヨ
看護師履歴書の自己PR文の書き方 最後のまとめ
自己PRをするといっても、何も考えずに書きたいことを書いてもダメということがわかってもらえたと思うんだピヨ。
自己PR文を書く目的というのは、採用してもらうことのはずなんだよね。
ということは、採用担当者がどう思うか?ということを常に考えながら、どういう自己PRをすると好印象になるのかを書いていく必要があるってことだね。
ここまで説明したことを簡単に言うと
「この看護師を採用すると良さそうだな」
と思ってもらえるものを書けば良いだけなんだよ。つまり、自己PRしたことが看護師の仕事にどう繋がるのかがイメージできるような文章にするってことピヨ。
以上で、自己PR文の書き方についての解説は終わるけど、ここを読んで良い感じの自己PRを仕上げて採用をゲットできることを祈ってるピヨよ!