「住宅手当ってどのくらいもらえるのかな?」
「住宅手当ってどんなときにもらえるの?」
このように住宅手当の仕組みをいまひとつ理解できなくて、疑問を持っている看護師さんも多いのではないでしょうか。
看護師として転職活動をしていると、住宅手当をもらえるところと、住宅手当をもらえないところがあることに気づくと思います。
結論から言ってしまうと、住宅手当をもらえるかどうかは勤務先が決めることです。つまり、勤務している病院が、住宅手当を支給しないとしているのならもらえないのです。
しかし、住宅手当の規定があったとしてももらえないこともあるので、ややこしく感じる人も多いでしょう。そこで、この記事では看護師がどのようなときに住宅手当をどのくらいもらえるのかを解説していきます。転職活動中で、住宅手当のあるところに勤務したいと考えているのなら、ぜひ参考にしてください。
看護師は住宅手当をどんなときにいくらもらえるの?
看護師が住宅手当をもらうには、いくつかの条件があります。また、もらえる金額もさまざまです。順に確認していきます。
住宅手当は必ずもらえるものではない
住宅手当をもらえるかどうかは、勤務先である病院やクリニックなどが「住宅手当を支払う」旨の規定を設けているかどうかで決まります。
住宅手当を支払うかどうかは、各病院やクリニックが独自に決めることであり法律などで強制されるものではありません。あくまでも、福利厚生の一環として実施されているだけと考えてください。
住宅手当の規定があってももらえるとは限らない
勤務先に住宅手当の規定があったとしても、看護師の状況によってはもらえないこともあります。
なぜなら、住宅手当をもらうにはいくつかの条件が設けられているからです。条件としては、「世帯主であること」などがあります。さらに、そのほかの条件が設定されていることもあるので、どのような条件があるかは後述します。
まとめると、住宅手当をもらうには「住宅手当の規定があること+条件を満たしていること」が必要になります。
住宅手当の金額は5,000~30,000円程度
住宅手当でもらえる金額は、5,000~30,000円程度と幅があります。また、もらえる金額がどのように決まるのかは次のような2パターンが主となります。
- 定額(月10,000万円など決まった額)を支払う
- 家賃の半額(ただし、上限あり)
住宅手当でもらえる金額が定額となる場合は、どのようなところに住んだとしても住宅手当の金額はかわりません。
「家賃の半額」と規定されている場合は、住む場所によって住宅手当の金額が変動します。たとえば、家賃60,000円のところに住んでもらえる住宅手当は30,000円です。しかし、「上限30,000円」とされている場合は、家賃が80,000円だとしても、もらえるのは30,000円です。半額の40,000円をもらえるわけではない点に注意してください。
看護師が住宅手当をもらえるとき
住宅手当の規定がある場合は、どのような条件を満たせばもらえるかも合わせて記載されています。ここでは、どのような条件のパターンがあるのかをご紹介していきます。住宅手当を確実にもらいたい場合は、勤務先が下記のどのパターンの条件を設定しているのかを確認するようにしてください。
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パターン1.看護師が世帯主のとき
住宅手当をもらえる条件として、世帯主であることが条件とされる場合があります。世帯主は住民票に記載されるものです。そして、世帯主を誰にするかは家族で決めることが可能です。一般的には夫が世帯主となることが多いのですが、妻が世帯主となる形でも問題はありません。
自分が世帯主ではなく住宅手当をもらえないときは、役所で手続きをすれば自分が世帯主になることもできます。そのため、住宅手当をもらいたいけど、自分が世帯主ではない場合は世帯主の変更をできないか家族で検討してみてください。
仮に、別の家族が世帯主となり、それで住宅手当をもらっている場合は、どちらが世帯主となり住宅手当をもらうかを決める必要があります。
なお、一人暮らしで住民票を移していれば世帯主は「自分自身」になります。また、戸籍の「筆頭者」とは違うものなので混同しないようにしてください。
パターン2.看護師が賃貸物件の契約者のとき
住宅手当をもらう条件が、賃貸物件の契約者であることとしている場合もあります。アパートやマンションを誰の名義で借りているのかで、住宅手当をもらえるかどうかが決まります。
世帯主の変更と違い、賃貸物件の契約者変更は簡単にはできません。不動産会社・大家と話し合う必要がありますし、入居審査も再度必要になります。既に、他家族の名義で賃貸物件を借りているときは、住宅手当をもらうのは難しいです。
パターン3.看護師が世帯主+賃貸物件契約者のとき
住宅手当をもらう条件が、「世帯主」かつ「賃貸物件契約者」であることを求められる場合もあります。パターン1と、パターン2の組み合わせというわけです。
一人暮らしであれば、多くの場合で条件を満たしていると思います。家族がいる場合は、条件を両方とも満たしていない可能性も高いので、確認するようにしてください。
パターン4.マンション・一戸建てを購入したとき
ここまで、賃貸物件に住んでいてもらえる住宅手当についてだけご紹介していました。しかし、病院やクリニックによっては持ち家であっても住宅手当をもらえる場合があります。
賃貸物件に住んでいて住宅手当をもらっていて、マンションなどを購入する場合は対象外になるのかを確認するようにしてください。
ただし、もらえるとしても賃貸物件に住む場合にもらえる住宅手当よりも、少なくなるケースも多いようです。
まとめ
今回は、看護師がもらえる住宅手当について、どのような場合に、どの程度もらえるのかを解説してきました。
住宅手当は、あくまでも福利厚生の一環であって、必ずもらえるものではありません。しかし、新卒時に入職した病院で住宅手当をもらっていると、それを当たり前と考える場合もあります。そして、転職先探しをするときに住宅手当について確認しないまま入職先を決めてしまい、入職後に住宅手当がないことを知ったりするのです。
転職滑動をしていて住宅手当をもらいたいのであれば、求人票の条件を細かくチェックしてください。住宅手当をもらえる場合は、その旨が必ず記載されています。この記事を参考にして、住宅手当を確実にもらえるように転職活動をすすめるようにしてください。