転職回数の多さは転職活動で不利になる?
看護師として働いているほとんどの人が、転職を考えたことがある思うんだよね。
ただ、転職をたくさんするとどうしても転職活動で不利になりそうで、転職を尻込みしてしまう人もいると思うんだよ。
本題となる「転職回数が多いと不利になる?」の結論をいきなり言っちゃうと…
基本的に不利になることが多いんだピヨ!!
これが結論になるんだけど、ケースによって違う場合もあるし、一概に不利と言えない場合もあったりするから、自分の場合はどうなるのかを更に知りたい場合は、引き続きチェックしていくといいよ。
転職回数が多い看護師の実際のところ
パン子
ピヨ
気になる転職回数の平均ってどんな感じになってるの?
さて、今回は“転職回数が多い看護師”が転職する場合について、色々解説していくんだけど、そもそも転職回数の多い少ないをどう判断するのか?という疑問もあると思うんだよね。
そこで、看護師の転職回数の平均がどのくらいになっているのかを、まずはチェックしてみるよ。
年齢 | 転職平均回数 |
---|---|
20代 | 1.9回 |
30代 | 3回 |
40代 | 3.8回 |
*平均回数データはナースフル実施のアンケート調査より。
上の表を見てどう思うかは、人によってマチマチだろうけど、あくまでも平均回数であることを理解して欲しいんだよね。例えば、20代でも5回以上の転職をしている人が7.2%も存在しているんだよ。
あなたの転職回数が多いのか、少ないのかを確認する要素の一つとして参考にしてみるといいピヨ。
パン子
ピヨ
- 20代1.9回・30代3回・40代 3.8回
- あくまでも平均値となり、20代で5回以上の退職をしている人が7.2%もいる
- 平均回数を気にしすぎず参考に留めるだけにする
採用担当者は何回以上の転職からマイナス評価をするようになる?
転職回数が平均より多いとしても、採用担当者から見たときにそれがマイナス評価にならなければ問題はないんだよね。
そこで、続いては転職回数が何回目になるとマイナス評価になりやすいかをチェックしていくよ。
<採用担当者が〝転職回数が多い"と気にする回数 アンケート結果>
転職回数 | 気にすると答えた割合 |
---|---|
1回 | 2% |
2回 | 8% |
3回 | 40% |
4回 | 16% |
5回 | 12% |
6回 | 4% |
7~9回 | 2% |
10回以上 | 1% |
何回でも気にならない | 15% |
*アンケートデータはリクナビNEXTより。
上のデータは看護師を採用する病院ではなく、一般企業の採用担当者を対象にしたものになるんだけど、3回の転職がある場合は気にしてしまうという結果が出ているんだよ。
ただし、年齢によっても転職回数は変わってくるし、看護師は若干だけど転職回数が多めになっている業種だから、そこらへんのことも考えないといけないんだよね。
そこで、年齢別で看護師が転職活動をするときに〝転職回数が多い”と思われて転職活動が不利になる回数を表にしてみたよ。
<転職回数が多いと思われて転職活動で不利になる回数一覧表>
年齢 | 看護師が〝転職回数゛が多いと思われる回数 |
---|---|
20代前半 | 2回以上 |
20代後半 | 3回以上 |
30代 | 4回以上 |
40代 | 6回以上 |
この表は看護師の転職回数の平均値と、一般企業の担当者目線での感覚からピヨが勝手に割り出した数値になるんだよ。
上の表を確認して、それ以上の転職回数があるのであれば、基本的には転職活動では不利になることが多いと考えておいたほうがいいよ。
パン子
ピヨ
- 20代前半では2回、40代では6回と、年齢によって転職回数が多いと思われる回数は異なる
- 転職回数が多い場合は、転職活動では不利になることが多い
そうは言っても、人手不足の看護師なら転職活動の影響は少ないのでは?
ここまで転職回数が多い場合は、基本的には転職活動で不利になるという説明をしてきたんだよね。
でも、看護師をしているみんなが実感していることだと思うけど、看護師はまだまだどこも人手不足なのが実情なんだよ。
となると… 転職回数が多くても、転職活動に影響は無いと考える人もいるかもしれないんだよね。
でも、残念ながらいくら人手不足の看護師とはいっても、転職活動には影響は出るんだよ。
とはいえ、転職活動で病院を選ばなければ、すぐに入職はできると思うよ。
ここで重要なのは、離職率が低い職場環境の良い病院への転職活動が不利になるということなんだピヨ。
看護師だからこそ、転職活動に影響が出ないような不人気の職場なら転職も簡単に出来るかもしれないけど、不人気のところは当然職場環境が悪いことが多いから、更に転職回数を増やすことに繋がりかねないんだよね。
パン子
ピヨ
- 看護師が不足している病院があるのは事実
- 病院を選ばなければ転職活動への影響は少ない
- 職場環境の良い人気のある職場への転職活動には影響が出る
- 職場環境の悪い職場に転職することで、早期退職に繋がり更に転職回数を増やすことに繋がる可能性がある
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転職回数の多い看護師でも転職活動を成功させる方法
転職回数が多くても問題が無い場合がある!!
転職回数が多いと、転職活動で不利になるのは事実なんだけど、例外もあるんだよね。
看護師は、まだまだ女性中心の世界なんだけど、女性ならではの理由で退職するケースというのは多いんだよ。
例えば… 結婚、妊娠、出産、子育てなど。
転職した理由が以下のようなものであれば、転職回数が多いとしてもマイナスに受取られ辛くなるんだよ。
・妊娠したため、出産準備とその後の子育てのために退職した
・子育てのために時間に融通がきく職場に転職した
こんな感じの理由であれば、転職回数が多いとしても意味のある転職になって、転職活動で不利な要素にはなりにくくなるという訳なんだね。
パン子
ピヨ
- 結婚、妊娠、出産など転職理由として問題ないものであれば、回数が多少増えても問題ない場合が多い
辞めた職場と違う診療科への転職希望であれば、転職理由を説明し易くなる
転職回数が多くても、転職して働いた診療科が、内科・外科・手術室など多岐に渡るのであればスキルアップのための転職として理由を説明し易くなるし、採用担当者も転職回数の多さをデメリットとして受け取りにくくなるんだよ。
ただし、同じ診療科での勤務経験が1年とか2年だと説明しにくくなる部分もあると思うんだよね。
そんなときは、こんなセリフも言ってみるといいかも。
「自分が定年まで看護師として働き続けたいと思える、診療科(分野)を早く見つけたくて転職の決断を早めにしていました」
それから、転職先として候補にしている病院では、希望する診療科でずっと働きたいという希望を説明も合わせてしたほうがいいね。
パン子
ピヨ
- 違う診療科への転職であればスキルアップのための転職と説明しやすくなる
転職回数が多い理由で不平不満を並べ立てないのが大事
転職回数が多い理由については、あれやこれや不満があって転職したとか言いたいこともあるかもしれないけど、不満をたくさん言って転職理由を説明しても理解は得られ辛いんだよね。
もちろん、明らかなパワハラとか、過剰なサービス残業とかがあってそれが転職した理由であれば説明したほうがいいけど、そうでなければ不平不満を並べ立てて転職を正当化するのは避けるようにするといいピヨ。
転職理由は、さっき説明したような妊娠や子育てみたいな説明し易いものばかりじゃないと思うけど、だからと言って転職回数の多さを責任転嫁するような説明をすると、悪印象に悪印象を重ねる状態になってしまうってことだね。
パン子
ピヨ
- 転職理由として、辞めた職場の不平不満を言うのはマイナスな印象を持たれる原因になる
- ただし、明らかなパワハラや過剰なサービス残業など自分に否が無い場合は説明しても問題ない
最後のまとめ
というわけで、看護師にとっても転職回数が多いというのは、転職活動では不利になる要素というのは間違いないことなんだよね。
ただし、ここまでで説明したとおり転職回数が多いとしても、その転職理由をきちんと説明することが出来るのであれば、不利な要素を減らすことは出来るってことだよ。
まあ、何を言っても転職回数が多いという事実が変わることは無いのだから、転職回数が多いという事実を受け入れて、うまく転職活動をしていくと良いってことだね。
次の転職先では、長く働けるようなところを探せるように転職活動を頑張ってピヨ!!