退職前に残った年休はどうする!? 「年休を使い切ってから転職したい!!編」

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看護師が退職するときに余った年休はどうすればいい? 

転職することを決めて退職に向けて、カウントダウンが進んでいるときに年休をどうすればいいのか気になる人は多いと思うんだよね。

 

年休をどうするのかについて、早速結論を書いちゃうと…

 

・年休を使い切ってから退職日を設定する
・使い切れない年休の日数分、退職日を後ろにずらすように調整する

 

基本的にはこんな感じの対応をするのがベターということになるよ。

 

とはいえ、細かいところで気になることもあると思うんだよね。それに、そもそも上の説明の意味がわからないとか、年休を使うのが難しいというケースもあるだろうから、更に詳しく役立つ説明をこれからしていくよ!

 

退職前の年休の扱いについて更に知りたい人は引き続きチェックするピヨ!

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退職するときの【残った年休問題】を基礎知識から確認しよう

年休は最大で何日分までたまるの?

年休は最大で40日までためることが出来るようになってるんだよ。

 

ただし、これは法律で決められた上限になっているから、病院が自主的にもっとたくさんの年休を定めている場合は、40日以上となっていることもあるんだけど…

 

このページを確認しているということは、在職中に自由に年休を使うことができなかった看護師さんばかりのはずで、そんな職場が40日以上の年休上限を定めているとも思えないんだよね。

 

ということで、基本的には年休の上限は40日となっていると考えておけばいいよ。

 

年休の残日数はどうやって確認するの?

看護師として入職はしたものの、年休を一切使ってなくて自分の年休がどのくらい残っているのか把握していない人も多いと思うんだよね。

 

そんな場合は、給与明細をチェックすればいいよ。

 

多くの場合で、給与明細に年休の日数が書かれているはずだから、それを見れば自分の年休がどのくらい残っているかは簡単に確認出来るんだよ。

 

<補足>給与明細に年休が書かれていない場合はどうするの?

基本的には年休の日数は給与明細に書かれているはずだけど、病院によっては給与明細には書かれていない場合もあるんだよね。

 

そんなときは、自分で計算するしか無いんだよ。計算方法は、表を見ながら足し算をしていくだけで簡単だよ。 

 

ちなみに、年休を使う権利は2年で時効になるから、そこらへんもわかるように一覧表にまとめてみたからチェックしてみてピヨ!!

 

<残った年休の日数早見表> 

働いた期間 もらえる年休の日数 年休使っていない場合に何日分たまっている? 備考
6ヶ月経過 10日 トータル10日  -
1年半経過 11日 トータル21日  -
2年半経過 12日 トータル23日 時効で10日分の年休は消滅
3年半経過 14日 トータル26日 時効で21日分の年休は消滅
4年半経過 16日 トータル30日 時効で23日分の年休は消滅
5年半経過 18日 トータル34日 時効で26日分の年休は消滅
6年半経過 20日 トータル38日 時効で30日分の年休は消滅
7年半経過 20日 トータル40日 時効で34日分の年休は消滅
8年半経過 20日 トータル40日 時効で38日分の年休は消滅

*フルタイムで働き出勤日数が基準(8割以上出勤でOK)以上である場合を前提にしています。

 

上の表を見てもらえばわかるとおり、年休の残日数の上限となる40日には7年半以上同じ職場にいある場合に到達するってことになるね。

 

8年半経過してからは、ずっと同じペースになって年休を使っていなければ40日分の年休が残っていると考えればいいよ。

 

年休を数日でも利用していて、自分の年休の残り日数を確認したい場合は、単純に上記の表から使用した年休日数分を引き算すればいいピヨ。

 

残った年休をお金に換算するとボーナス1回分くらいになっていることもある

さて、自分に年休がどのくらい残っているのかを把握した後は、その残った年休にどのくらいの価値があるかを知って欲しいんだよね。

 

年休というのは、休んでも給料をもらえるというものなんだけど、その年休をお金に換算した場合にどのくらいの価値があるのかを表でまとめてみたからチェックしてみて欲しいピヨ。 

 

<残った年休をお金に換算した場合の価値早見表>

働いた期間 年休使っていない場合に残っている年休日数

年休をお金に換算した場合の金額
*1日あたり12,500円で計算

6ヶ月経過 トータル10日 125,000円
1年半経過 トータル21日 262,500円
2年半経過 トータル23日 287,500円
3年半経過 トータル26日 325,000円
4年半経過 トータル30日 375,000円
5年半経過 トータル34日 425,000円
6年半経過 トータル38日 475,000円
7年半経過以降 トータル40日 500,000円

 

上の表を見るとわかるとおり、7年半以上勤務していて年休を上限の40日以上残している場合は、50万円もの金銭的な価値があるんだよ!! 

 

2年程度の勤務期間だとしても、給料一月分くらいの金額だからとてもじゃないけど無視するにはもったいない価値があるものと言えるんだよね。

 

ちなみに、この結果は看護師の日給が12,500円と低めで計算したものだから、実際にはもっと価値があるというケースが多いと思うよ。

 

退職するときの【残った年休問題】を基礎知識 まとめ
・年休は最大で40日までためることができる(法律の規定通りの年休日数の場合)
・自分の余った年休の残日数を確認するには給与明細を確認する
・給与明細に記載がない場合は、自分で計算する
・7年半以上勤務していて年休を1回も使っていなければ、40日分の年休が残っているはず
・残った年休を金銭的な価値に換算すると7年半以上勤務50万円、2年程度の勤務でも月給程度の大きな金銭的価値があるものになる

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退職するときの【残った年休問題】を解決しよう!!

残った年休を病院に買い取ってもらうことはできないの?

さっき説明したとおり、残った年休というのはお金に換算するとかなり価値があるものなんだよね。

 

となると、病院に「休みはいらないから年休を買い取って!!」と言いたくなるんだけど…

 

現実には、年休の買取は無理なんだよね。看護師側が希望すれば、買取してもらえることもあるかもしれないけど、実際には拒否されることが大多数と考えたほうがいいんだよ。

 

退職が決まっているのに余ってしまっている年休を金銭的な価値に換算することは出来るんだけど、お金に変えるのはほぼ無理というのが結論になるんだよ。

 

じゃあ、余った年休を職場に残る同僚に譲れないの? 

年休の買取をしてもらえないなら、もったいないから職場に残る同僚に譲ることを考えるいい人もいるかもしれないね。

 

でも、これもNGなんだよ。

 

年休は自分だけが利用できるもので、他人に譲渡は出来ないし、当然だけど売ることも出来ないってことになるんだよ。

 

買取NGでも、実質的に買取してもらったのと同じ状況にする方法はこれ!! 

年休の買取も譲渡もダメとなると、残った年休をどうすれば良いのか困る人もいると思うんだよね。

 

かといって、退職前とは言っても年休を少しずつでも使うとなると迷惑もかかりそうで、中々難しいという現実もあると思うんだピヨな。

 

そこで、取るべき方法は…

 

【残った年休の日数分、退職日を後ろにずらしてもらう!!】

 

という方法になるんだよ。

 

わかりやすく図にするとこんな感じ!

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実際に最後の出勤をする日は同じままなんだけど、書類上の退職日を残った年休の日数分、後ろにずらすという形にしてもらうんだよ。

 

つまり、実際に退職する日を書類上で、後ろにずらしてもらう形にするってことだね。

 

こうすると、最後の出勤日以降、実際には働いてないのに残った年休分の給料はきちんともらえるから、実質的に年休を買い取ってもらったのと同じような形にすることが出来るって訳なんだね。

 

実質的な買取をしてもらうのはどう伝えればいいの?

残った年休を、最終の出勤日以降にドカッと放り込むという方法を紹介したけど、特に若い看護師さんの場合はどう伝えればいいのか分からないという場合もあると思うんだよね。

 

伝え方は簡単で、こんな感じ。

 

「最終の出勤日は〇〇日で、その後残っている年休〇〇日分を使って、〇〇日を退職日にしたいと考えています」

 

と伝えるだけ。

 

伝えることを分解してみると…

①最終の出勤希望日
②残っている年休を消化すること
③年休消化後の退職希望日

 

これを伝えるだけ!!

 

もし、年休の取得理由を聞かれたとしても「退職に伴う有給消化をするため」と言えばOKなんだよ。 

 

残った年休を使えない場合もあるの?

ここまで残った年休を実質的に買取してもらう方法などを紹介してきたんだけど、そもそも年休を使い辛いとか、暗黙の了解で年休を使わない職場もあったりすると思うんだよね。

 

正直なこと言うと、ここまで紹介した実質的に買取してもらう方法についても、病院側が拒否してくる可能性は十分にあるんだよ。

 

とはいえ、年休を使うのは看護師に限らず、労働者の権利なんだピヨ。

 

病院側が年休を使うのは拒否するのは、違法になるんだよ。

 

そこで、残った年休を何とでも使いきりたいという場合は、一方的に退職届などで残った年休を消化した上での退職日を宣言してしまうという手もあるよ。

 

自分で最終の出勤日を決めて、きちんと伝えた上で、その後は年休に入っているとして出勤を辞める意思を明確に伝えればそれを病院側が拒否するのは、なかなか難しいんだよね。それでも、拒否してきたり、年休に入っているはずなのに最終出勤を退職日とされてしまった場合は、労働基準監督署に相談するといいよ。取得したはずの年休の給料ももらえる権利はあるし、泣き寝入りする必要はないってこと。

 

強硬的な手段になるから、実際に行動にうつすのは勇気もいるし、場合によっては手間もかかるんだけど、残った年休を絶対に消化したいと考えているのなら行動する価値はるピヨよ。 

 

退職するときの【残った年休問題】 まとめ
・残った年休を買い取ってもらうことはできないと考えたほうがよい
・残った年休を同僚に譲ることはできない
・残った年休の日数分、退職日を後ろにずらしてもらうことで実質的に年休を買い取ってもらったような形にすることはできる
・残った年休の日数分、退職日を後ろにずらしてもらうには、次の点をきちんと伝える
 ①最終の出勤希望日
 ②残っている年休を消化すること
 ③年休消化後の退職希望日
・残念ながら残った年休の消化し辛い病院や、拒否してくる病院もある。
・ただし、年休の消化は明確な看護師の権利なので、争えば勝てるし、年休消化を強行するという手もある(ただし、労力が色々かかる可能性はある)

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最後のまとめ

退職を決めた後に、残った年休のことを心配してももう遅い!! と思っていたかもしれないけど、ここまで紹介したとおり色々な解決策があることが分かったと思うんだピヨ。

 

今回は残った年休をどうするのか?をテーマに色々解説をしたんだけど、今の職場を退職した後に転職するのであれば、次の職場では年休を残すことなく気兼ねなく使えるところに入職できるようにして欲しいんだよね。

 

年休は休みながら給料をもらえる素晴らしい制度なんだけど、使えなければ何の意味も無いし、使えると激務の看護師の心身の安全を守ってくれる力強いものになるんだよ。

 

次の職場では「残った年休をどうしよー!?」ってことにならないように、転職活動では年休をきちんと使えるところを探すように頑張ってみるんだピヨよー!!