療養型病院(療養病棟)の看護師求人で転職したい! 「療養型病院へ入りたい!編」

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療養型病院って何?

多くの看護師が働くのが一般病院だと思うピヨ。だから、療養型といってもあまり馴染みがないかもしれないピヨね。療養型病院というのは、こんな感じピヨ。

 

【症状が慢性化して長期の治療、療養、介護が必要となった人が入院する病院】

 

まあ、名称そのまま「療養するための病院」という感じなんだピヨ。

 

一般病院だと入院は1カ月程度(長くても3カ月)がほとんどだけど、療養型病院の場合は1年を超える入院っていう場合もあるんだピヨな。

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療養型病院への転職メリット・デメリット

メリット

患者さんの症状が慢性化している

“症状が慢性化している”と聞くと、一般的には症状が相当悪くなっていると取られちゃうと思うピヨ。もちろん、それはそれで間違ってはいないんだけど、症状がよくない状態で固定されてしまっていることを“症状が慢性化している”と表現するんだピヨ。

 

それと比較すると、一般病院の入院患者さんは急性期になるから、命の危険がある場合や、症状の徴候が激しかったりするんだピヨな。

 

急性期の患者さんは容体の急変もあり得るし、治療も状況に応じていろいろ変わったり、手術の準備もあったり、対応することが多いんだピヨな。

 

でも、慢性期の患者さんの場合は、良くも悪くも症状が固定されてしまっているから、急性期の病棟に比べると落ちついた状態となることが多いんだピヨ。

 

看護師の配置基準も、一般病院では患者さん3人に対して1人以上の看護師の配置が義務付けられているけど、療養型病院の場合は4人に対して1人以上と看護師の配置基準が緩和されているんだなピヨ。

 

看護師が少ない分、忙しくなるかも?と考えちゃうかもだけど、一般的にはそれでも一般病院よりは緩やかな勤務体制となることが多いんだピヨ(そうじゃない場合もあるけど…)。

患者さんと長く向きあえる

一般病院の患者さんの入院は1ヶ月程度で、長くても3ヶ月だから気心が通じたと思ったら、いなくなってしまって寂しい思いをする看護師もいるんだピヨ。忙しくて、1人の患者さんの印象がほとんど残ってないってパターンもあったりするけど…

 

でも、療養型病院なら、長期の療養が必要な人ばかりだから入院も長期間になるから一人の患者さんと付き合う期間が長くなるんだピヨね。

 

ただ… メリットで紹介ておいて何だけど、相性が悪い患者さんの場合は大きなデメリットになっちゃうけどなピヨ…

残業が少ない

療養型病院は日々の業務がある程度定型化されていて、患者さんの急変も少ないから定時通りに帰れるところが多いんだピヨ。

 

一般病院でどうしても残業が発生する場合として、急患が運ばれてきたり、容体が急変して対応に追われることがあるけど、療養型病院ではそういうことは少ないと思っていいピヨ。

 

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⇒メリットのまとめ

療養型病院は、

・一人の患者さんとじっくり向き合える

・容体の急変とかは比較的少なく、落ちついた状態の患者さんが多い

 

というのがメリットになるピヨな。

 

デメリット

最先端の医療技術はあまり使わない

療養型病院で看護師がすることとしては…

・注射、採血、点滴

・胃ろうの管理

・吸引

・浣腸、おむつ交換、排泄ケア

・食事・入浴介助

・褥創処置

 

こんな感じピヨね。

見ればわかるとおり、時代と共にどんどん進化していく医療技術って感じの看護師技術ではないピヨね。

 

こういったことから、特に新卒の看護師さんの場合は「療養型じゃなくて急性期!」という感じになったりするんだピヨ。

 

療養型病院で長くやれば、やるほど看護師として浦島太郎状態になってしまうということはあり得るピヨね。とはいっても、基礎的な看護技術は当然使う訳だから、大きなデメリットと感じるかどうかは考え方次第ピヨ。

患者さんが元気にならない

急性期の病棟にいれば、不幸なことも当然あるけど、日を追うごとに元気になっていく患者さんの姿を見ることができるんだピヨね。入院して退院していくまでの過程で達成感を感じる事もあるピヨ。

 

でも… 残念ながら療養型病院の患者さんが、劇的に快復して元気になっていくという場面はほとんど見られないんだピヨ。

 

患者さんの容体が安定した状態を保つことにやりがいを感じられるかどうか、ちょっとした患者さんの変化が喜びになるかどうかってところで、療養型での働きがいは大きく変わってくると思うピヨ。

日々の業務が定型化されることが多い

一般病棟の急性期の患者さんは当たり前だけど、日々状況が変わったり、急変があったりするピヨな。

 

でも、療養型病院では毎日のすることがある程度定型化されてしまうことも多いピヨ。これを良いことと捉えられないと、毎日の業務を単調に感じることもあるかもしれないピヨ。

 

もちろん、療養型でも突発的な事態というのは起こることはあるけど、一般病棟と比較すると定型化されたルーチンワークという感じになっちゃうと思うピヨ。

患者さんを看取ることも多め

一般病棟でも不幸なことはあるけど、療養型病院では長期の入院をしてずーっと看てきた患者さんが亡くなってしまってそれを看取るという場面が増えるんだピヨね。長い付き合いの患者さんが亡くなるというのは、そう簡単に慣れる事ではないし精神的にはきついものなんだピヨ。

 

これをデメリットとしてあげていいのかどうかは、正直悩み所だけど転職前に覚悟しておいたほういいことだから、あえてあげてみたピヨ。精神的にきついことだけど、亡くなったという点にフォーカスするんじゃなくて、最後の瞬間まできちんと看護をして良い最後を迎えてもらうことが出来たという部分で仕事に誇りを持てたらいいかもしれないピヨな(言うほど簡単なことじゃないけど…)。

要介護度の高い患者さんが多い

療養型病院というのは、老人ホームとは違うんだピヨね。

“医療が必要な人”が入院することになって、要介護度が高い患者さんが多くなるんだピヨ

 

これもまた、デメリットとは言えないかもしれないけど、看護というより介護という状況になってしまうことも多いから、純粋に「看護だけしたい!」という場合は向かない職場になってしまうと思うピヨ。

⇒デメリットのまとめ

療養型病院は、

・定型的な仕事が多く、最新の医療技術はあまり使わない

・患者さんとじっくり付き合う場所

 

ということになるピヨな。デメリットでもあるけど、メリットにもなるから自分にとってはどちらになるのかを考えてみたらいいピヨ。

まとめ

というわけで、ここまで療養型病院へ転職するメリットとデメリットを紹介してきたピヨ。「デメリットの数のほうが多いってことはおすすめできないの?」って思うかもしれないけど、それは違うピヨ。メリットとデメリットのそれぞれで紹介したものは、人によっては逆になるものも多いんだピヨ。

 

それに当たり前だけど、上で紹介したことは絶対ではなくて、病院によっても色々違う場合も多いピヨよ。

 

一般病棟と療養病棟が一緒になっているところもあるし(ケアミックス病院)、求人の段階で療養型を中心でしているのかどうかって確認も必要だし、実際の仕事の1日の流れとかも確認できたらいいピヨな。

 

ちなみに、一般病院と療養型病院では一般病院のほうが多いんだピヨ。

一般病院…全体の47%

療養型病院…全体の15%

*厚生労働省 平成22年度 病院経営管理指標に関する調査研究結果より。

 

となっているから、どうしても一般病院のほうが求人は多めになるピヨよ。一般病院と比べると少ない求人数になるけど、特に若い看護師の場合は一般病院の求人を優先して探したりもするから、意外と良い求人が残っている可能性もあるかもピヨ。

 

一般病棟と療養病棟が一緒になっているところで探す場合は、何も言わないままだと一般病棟に配属されてしまう可能性もあるから、面接段階ではっきりと療養病棟で働きたいということを明確にしたおくといいんだピヨ。その時点で、療養病棟で働けるという回答が得られないんなら別の病院を探したほうが良いピヨな。

 

より多くの求人をチェックしたい場合は、看護師専門の求人サイトに複数登録して「療養型病院で働きたい!!」と担当者に伝えるんだピヨ。

 

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