☑マンガを通して1年目看護師が転職をするときの現実がわかる
☑金銭的な余裕がない1年目看護師が転職する場合に気を付けること
☑看護師1年目でより良い転職を実行するための方法
看護師1年目で転職したい!!
「看護師1年目だけど… もう辞めてしまいたい!」
「でも… 今辞めてしまうと看護師としてはダメなのかな…」
こんな感じで、新卒で入職したはいいけど看護師の仕事の辛さから辞めたいと考えている人は多いんじゃないかな?
実際のところ、看護学校や大学を出てからの、看護師1年目というのは一番大変な時期!
看護師になって1年目というのは、病棟ならプリセプティとして右も左も分からないような状態だと思うんだよ。そして、1年目のほとんどの看護師が負担の重い夜勤をするから、精神的にも肉体的にもとにかくキツイって状況になってるんだよね。
単純に仕事が辛いという以外にも、人間関係に悩む人も多いんだよ。
何といっても、新卒1年目のペイペイの看護師の立場は弱いし、辛くあたる先輩看護師も普通にいるしね。特にプリセプターとの関係が上手くいっていないと、相当辛い状況だと思うんだピヨな…
というわけで、色々な意味で環境は大変なだけに、看護師1年目での転職を考えている人も多いんだよ!!
そこで、この記事では看護師1年目での転職について、徹底的に詳しく解説していくよ。ただし、耳の痛いことも多少言うから覚悟して読むんだよ!!
1年目で辞める看護師は多いの?
ピヨ
今辞めたいと考えているあなたは特別じゃなくて、普通ってことを説明しておくピヨ
実際に1年目で辞めるのは13人に1人くらい
日本看護協会が発表した資料(*)によると、看護師1年目で辞めた看護師は7.5%(2017年度調査結果)いるんだ。13人に1人くらいが、1年目で辞めてしまうってことなんだね。
(*)日本看護協会「2017年病院看護実態調査」より
一見すると結構少ないと思うかもしれないけど、3年(大学なら4年)もかけてなった仕事を13人に1人が辞めてるってのは決して少なくないと思うんだ。
一昔前の2005年(*)は9.3%と10人に1人が辞めてしまうような状況だったから、少しずつ職場環境も改善されているのかもだけど。
(*)日本看護協会「2007調査研究報告」より
いずれにしても、看護師1年目に転職を考えたとしても、決して珍しいことではないってことになるね。
「転職したい」「辞めたい」と悩んでいる人はもっと多い
データを見ても看護師1年目で辞めたいと思って実際に辞めてしまうのは、決して珍しいことではないんだね。
ただし、さっき紹介した13人に1人というのは、あくまでも実際に辞めるという行動を起こした看護師の数になるんだよ。
ということは、辞めるという行動を起こさなくても「看護師1年目だけど転職したい」とか「辞めたい」と考えている看護師はもっと多いと考えていいんだよね。
つまり、今このページを見ているあなたのように「看護師1年目だけど転職したい…」「1年目なのに、もう辞めたい…」と考えるのは、特別なことでも何でもないってことピヨ。
ピヨ
転職できそうなら辞める決断もしやすいピヨな

➡1年目看護師OKの求人を探してみる
●13人に1人くらいが1年以内に辞めている
●一見少なくも見えるが、時間と費用をかけて国家資格まで取ったことを考えれば、少ないとは言えない
●更に昔は10人に1人は1年以内に辞めている状況だったので、多少は職場環境は改善傾向にあると言える
●【13人に1人】は実際に辞めるという行動を起こした看護師の数。実際に「転職したい」「辞めたい」と考えている1年目看護師はもっと多い
看護師1年目で辞めたい(転職したい)と言うとどうなる…
ピヨ
それでも、自分の決心が重たいものであれば、そんな説得や説教は無視して退職してもいいってことを説明するピヨ
看護師長に言われること
いざ看護師1年目で辞めることを職場で伝えても、看護師長などの上司から…
「今辞めるのは早い」
「せめて3年は我慢しなさい」
「1年目は出来ないことが多くて当たり前」
って言われて… そして…
「だから続けなさい」
と言われるのが決まったパターンなんだよね。まあ、どのセリフもごもっともで、まっとうなものだから言い返すのも難しいところ…
看護師1年目で辞めるとか、看護師1年目で転職するなんてことを、簡単に受け入れてくれる人は少ないのが現実ということだね。
辞めるのを説得(説教?)されたとしても、辞めるかどうかを決めるのはあなた自身であって、それは自由に出来ることを忘れてはいけないんだよ。
誤解をしている人もいるけど、例え相手が師長だとしても退職を止めるような権利は無いんだよ!
誤解をしていないとしても、師長や先輩から退職するのを止められて辞めるに辞められないという状況に陥ることはあると思うんだ。
辞めるに辞められない状況だとしても、「もう限界!」という場合は退職届を提出してしまえばいいんだよ。
基本的には就業規則で退職の1か月前まで退職申し出が義務付けられているんだよね。最低でも1か月後の期限で辞めることを退職届という書面で出せば問題ないってことだよ。
退職を止める権利が病院側に無いことはもちろん、退職する時期を先延ばしにさせる権利だって病院側には無いことを知っておいてね。
円満な退職をするのが理想かもしれないけど、無理やり退職を引き留めるようなところであれば、有無を言わさず辞めても問題ないんだよ。辞めることが出来ないなんて、強制労働が許される訳がないってことなんだね。
まあ… それで色々言われて、ムカついたり、へこんだりしてしまうかもしれないけど、言われること自体は正論ということが多いんだよね…
それでも、1年目の看護師だとしても、無理やり退職や転職させないようにしたり、退職時期を無理やり延期させようとするのは正当なことでは無いってことを知っておいて欲しいんだよ。
パン子みたいな言い方をするかはともかく、きっちりと言い返しても問題ないんだよね。
看護師1年目で辞める・転職と決心するのは軽いことではない
看護学生として3年(大学なら4年)も勉強して国家試験に合格して得た職場を、辞めるって決めるのはそんなに軽いことだとは思わないんだよ。
ほとんどの人が看護師1年目で辞めるというときの、周囲の反応や掛ける迷惑、これまで自分がしてきた努力をフイにすることで躊躇したり、悩んだりしているはずなんだ。
それでも辞めると決めたのだから、それは重たい決心だと思うんだよね。
だけど、もし今辞めたいとか看護師1年目だけど転職したいって思っていたとしても、看護師長などに説得された場合に思いとどまるくらいの覚悟なら、辞めるとは言わないほうがいいと思うよ。
つまり、パン子みたいに軽い考えで辞めたいという人は我慢が足らないだけだから、辞めないほうが良いってこと… 厳しいかもしれないけど、説得されたときに退職を思いとどまるくらいの決心なら何も言わずに、頑張って続ける道を選ぶのをおすすめするんだピヨ!
こんな感じで、看護師1年目での転職を強くおすすめすることはできないんだよ。それでも、耐えられない環境なら我慢することはないってことを覚えておいてね。
●看護師長からは「今辞めるのは早い」「3年は我慢したほうが良い」などと言われることが多い
●退職しないように説得されたとしても、退職するかどうか決めるのはあなた自身
●苦労して看護師資格を取ったのに、1年目で退職を決断するのは決して軽いことでは無い
●説得されて簡単に考えが変わるのであれば、退職しないほうが良い
↓もう限界!という場合は、ここで1年目で転職できないか聞いてみてもOK!
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看護師1年目ならちょっとだけ我慢すると転職活動がしやすくなる
ピヨ
それに生活のことを考えたら、【すぐに辞める】のではなくて【我慢して働きながら転職先が決まってから辞める】のほうが絶対に良いから、もう少し我慢できそうなときは在職したまま転職活動することをおすすめするピヨ
1年我慢する
新卒の年度途中で辞めるよりも1年の区切りでやめたほうが、転職活動中の印象が多少良くなることがあるんだよね。
つまり、看護師1年目の転職活動は厳しくなることも予想されるから、最低限1年頑張るのがいいかもってこと。
なぜ?というと微妙なことなんだけど、新卒で入って年度途中で辞めるって聞くとどうしても中途半端な感じがあるんだ。それが1年の区切りで辞めたとなると、多少は印象の受け取り方が違うことがあるんだよ。
もっとも、どちらにしても「1年やそこらで辞めてるなんて信用できない!」って採用担当者もいるとは思うけど…
こんなボロボロ状態で、心身共にヤバそうなときはすぐに辞めるという選択肢を排除する必要は無いピヨよ。
すぐ辞めずに、退職前に1年目OKの転職先を探すことを考えよう
これはベテランの看護師さんが、転職するときは多くの場合ですることなんだよ。
でも新卒で辞める看護師さんはどうしても切羽詰まっているのが普通なんだよね。追い込まれて辞めるって形になることが多いから転職のことまで頭が回らないってことがあるんだよ。
退職後のことを考えずに辞めてしまうと、生活費で困ることが多いんだよね。それに、急いで転職先を決めようとして転職先を安易に決めてしまったりとかあまり良いことは無いんだよ。
新卒で1年目途中で辞めるときだって、転職活動をしながらでも問題ないんだよ。自分が納得する転職先が決まって内定が出たら、1年目だろうと堂々と退職届をつきつけてやればいいんだピヨ!
ただし、仕事をしながらの転職活動はかなり大変だから、看護師専門の転職サイトに登録するとかしてある程度、求人探しをプロに任せたほうがいいと思うよ。
もちろん、心身共に疲れてしまって、少し休憩したいという場合は別。1年目途中だろうと退職をして、一度ゆっくり休んでから転職活動を始めても良いと思うよ。
●1年間だけでも我慢すれば、1年目途中で辞めるよりは転職活動が多少やりやすくなる
●退職前に転職先を探すことを考えるのがおすすめ
●仕事をしながらも看護師専門の転職サイトを利用すれば、ある程度は転職活動の負担が軽減される
●ただし、心身共に疲れているときは、ゆっくり休んでから転職活動を始めるのが良い
1年目で辞めて転職活動する看護師の印象はどうなの?
ピヨ
印象悪くみられる可能性が高いことを前提にどう対応するべきかを説明するピヨ
さて、次は1年目で辞めてしまった看護師の印象についてちょっと見ていくよ。自分がどう見られるのかを知っておくことで、転職にあたっての心構えも出来るはずだから、ぜひチェックしておいて欲しいんだよね。
看護師専門の転職サイトの担当者に色々聞いてみたいという人は、転職サイトの利用も検討してみるといいよ。
採用側から見た印象
看護師1年目で転職活動をしている看護師に対する印象は… これははっきり言って、悪いってことになっちゃうんだよ…
1年目で辞めるって決断をするまでは、相当悩んだと思うし、その決断をするってことは相当色々なことがあったと思うんだよね。
でも、転職先の採用担当者は1年目の年度途中で辞めたってことはどうしても気になるんだよ。そして面接で必ず突っ込まれるんだ。「以前の職場を辞めたのはどういった理由ですか?」って聞かれるのは確実なんだピヨ!
<転職理由をきちんと説明できるようにしておく>
「なんで1年目で辞めたんですか?」と聞かれたときには、出来る限り辞めるに至ったしょうがない理由を説明できるようにして欲しいんだよね。ただ単純に「仕事が大変だった!」「人間関係が悪かった!」などでは単なる愚痴と取られてもしょうがないんだよ。
そこで、看護師1年目で転職をするときは、転職先の分野をちょっとでも変えたものにするのをおすすめするよ。
例えば、辞めたい病院が何でも対応する総合病院だとしたら、転職先は何らかの専門性が高い病院を選べば転職理由も「○○の分野に関わりたいから!なるべく早く○○の分野に携わりたくて1年目での転職を決意しました!」と言うことが出来るんだピヨ。
分野が違わなくて同じ総合病院だとしても、病院ごとに実績が違う場合も多いんだよね。例えば、転職前の病院ががん治療の実績がそんなに多くなくて、転職先ががん治療の実績が多い場合は「がん治療に多くの実績がある病院へ転職したいと思いました!」と説明することだって出来るんだよ。
大事なのは、面接をする人が「そういう理由なら1年目で辞めたのも納得できるな」と思える理由を用意するということなんだ。逆に言えば、看護師1年目で転職する理由を用意し易い転職先を探すという視点で転職先探しをするという方法もアリなんだよ。
というわけで、ここまでの情報をまとめると… 1年未満で転職をするときに納得してもらいやすい転職理由はこんな感じかな。
ピヨ
その分野に転身をしたいという熱意を喋れるようにできるといいピヨ
ピヨ
ただし、引越しが原因で通勤が困難になったと説明するのなら、引越しをするやむを得ない理由も必要になるピヨな
ここらへんのことを深く考えるのが嫌という場合は、前述したとおり1年間は働いて区切りの良いところで辞めたほうが多少は印象が変わることが多いんだよ(それでも前職の退職理由は聞かれるはずだけど…)。
あと、クリニックとかへの転職は職場によっては即戦力を求めていることが多いんだよね。それでも中には新人看護師を育てようという考えのところもあったりするから、まずは一度探してみるのがいいと思うよ。特に透析クリニックは、新人教育に力を入れているところが多かったりするからおすすめなんだよね。
注意しないといけないのは、1年目の途中で辞めてしまった時に、印象を悪くするのを避けようと辞めた時期について嘘を言っては絶対にダメということなんだ。
軽い気持ちで嘘を付いても、1年目の途中で辞めたということはバレることがほとんどなんだよ。なぜかというと、転職先では年末調整のために前職場の源泉徴収票の提出を求めてくるんだ。そして、この源泉徴収票には前職場を辞めた年月が書かれているから、いつ辞めたのか?は一目瞭然になってしまうんだよ…
というわけで、1年目の中途半端な時期で辞めてしまって、印象悪くなることを心配して嘘を付くのは絶対にダメなんだ。何より経歴詐称がバレてしまうと新しい転職先でも上手くやっていけなくなる可能性が高まって、また看護師としての経歴が悪くなってしまいかねないんだよ。
転職先の同僚たちの印象
1年目の途中で辞めてるし、技術や知識的には新卒とほとんど同じなので転職先では新卒よりも厳しくみられることがあるんだ。
こういう厳しい対応を受ける前に、自分からきちんと何ができて、何ができないのかを明確にきちんと伝えるようにしておいたほうがいいんだよ。
新卒1年目とほとんど同じレベルなら、それを率直に伝えておくだけでも違うと思うんだよね。
看護師1年目での転職ということを率直に伝えて、真摯に学ぶ姿勢を見せればほとんどの場合で快く受け入れてもらえるはずだよ!
●はっきり言って印象は悪い
●転職活動をするのなら、転職理由をきちんと説明できるようにする
●経歴で嘘をつくのはダメ。嘘をついても源泉徴収票などからバレることがある
●転職先の同僚からも新卒よりは厳しくみられることがある
●転職した場合は、できること、できないことを明確に伝えるようにすると良い
看護師1年目で転職をする時の注意点は?
ピヨ
金銭的な問題をなるべく解消するための方法について説明するピヨ
金銭的に余裕が無い場合に検討すること
看護師1年目で転職となると、ほとんどの場合で金銭的に余裕が無い状態で転職をすることになるんだ。そういう時に、覚えておきたいところをいくつか紹介しておくよ。
・入職して1年経たずに辞める場合は失業保険(失業手当)をもらえないことを知っておく
新卒で入職して1年も経たずに退職することになった場合は、通常は退職から3ヶ月経過後にもらえる失業保険がもらえないってことに注意する必要があるよ。
つまり、失業保険をもらいながら、のんびりと転職活動をするのは中々難しいってことになるんだね。
看護師1年目の途中で転職するということは、転職活動中という無職の間の生活を支えるお金は貯金頼りになってしまうということだよ。だから、基本的には無職で転職活動をする期間は、出来る限り短くするのが大事ってことになるんだね。
・辞める前に転職先を決めておく
今辞めようとしている職場に在籍したまま、転職活動をすることは問題ないんだよ。
というか、看護師1年目で転職しようとしたら金銭的な余裕が無い状態なんだから、金銭的な問題をクリアするためにも退職前に転職先を見つけるのがおすすめだよ。さっきも説明したけど、看護師1年目で転職する場合は基本的には失業保険はもらえないのだから、無職で転職活動をする期間はないのが理想ということになるね。
ハローワークは退職前でも当然利用出来るし、退職前でも求人に申込みすることも出来るんだよ。在職したままでハローワークに出向く時間的余裕が無いという場合は、看護師専門の転職サイトを利用して転職サポートをしてもらうといいんだよ。
・看護師寮付きの求人を探す
金銭的に余裕が無いときに助かるのが、看護師寮がある求人なんだよね。当たり前だけど敷金・礼金とかを取られることも無いし、更に家賃も格安ということで金銭的にはメリットが大きいんだよ。
現在も看護師寮に入っている場合は、無職の期間を挟むと引っ越し先を探す必要が出てきて出費がかさむことになるんだよ。だから退職前に看護師寮つきの転職先を確保してしまって、看護師寮から看護師寮に引っ越しをする形にするとお金を節約できることになるね。
・転職支度金が支給される求人を探す
転職支度金は、入職してくる看護師に支給されるもので、10~30万円程度を支給してくれるところもあるんだ。ただし、注意点もあって、転職支度金は一定期間の在籍を条件にしているところが大半になるんだよ。
また、転職支度金を支給するということは、人材が集まりにくいか、人材が定着し辛いという職場という可能性があるんだ。これに関しては、必ずしも職場環境が悪いのが理由じゃなくて、都心などの求人が難しい地域という地域性の問題である可能性もあるから、「転職支度金あり=悪い求人」という訳ではないんだよ。
ただし、転職支度金がある求人だけを探すように限定すると、転職先選びの幅が大分狭くなるので、必須条件とは考えない方がいいと思うよ。特に看護師1年目は、転職活動をする上では不利な要素になるんだよね。その上で更に転職支度金まで求めると、いつまで経っても転職先が決まらないってことになりかねないよ。
●金銭的な余裕が無い状態で転職をする時の注意点は?
●辞める前に転職先を決めておく
●看護師寮がある転職先を探すようにする
●転職支度金が支給される転職先を探す(ただし、必須と考えると転職先選びの幅が狭くなるので要注意)
気持ちを入れ替えて働きたいなら実家に帰るのもアリかも
ピヨ
つまり、今現在独り暮らしでの看護師1年目に挫折をしそうなら、環境をガラッと変えて実家で看護師生活にトライするのも考えるといいピヨ
詳しく説明しておくピヨ
看護師1年目ということは、社会人1年目ということになるんだよね(社会人から看護師への転向組は別だけど)。
もし、社会人1年目で実家を出て働き始めたという場合は、一度実家に帰って働くというのも環境を変える意味では一つの選択肢になると思うよ。
つまり、『看護師1年目の転職+実家に帰る』という形にするってこと。
苦労して看護師になったのに1年目で転職をしようとしているとのは、かなり仕事が辛い状況ってことなんだね。特に社会人1年目で、実家を出て働き始めたときに職場環境の悪い病院に勤めることになったとしたら相当辛いと思うんだ…
そこで、心機一転の手段として状況が許すのであれば、一度実家に帰ることを検討してみて欲しいんだよ。仕事以外の面での家族のサポートがある状態を作ってか、ら転職をして働き始めるというのも1度考えてみて欲しいんだよね。
実家に頼りすぎというのは褒められた事ではないかもしれないけど、一人暮らしで心細い中で、更に看護師の激務で心身ともに疲れ切っているという状況なら、自分の体と心を労わることを優先してもいいと思うんだ。
転職して仕事に慣れてきたら、寮に入るとかしてまた実家を出ることにしてもいいんだしね。
看護師としてこれからも働いていこうと思っているなら、まず乗り越えたいのが1年目なんだよ。2年目になったからと言って楽になる訳じゃないんだけど、1年目のような右も左も分からずアタフタするような、追いつめられるような感覚は2年目になれば少しは和らぐことが多いんだよ。そして、少しずつ仕事に慣れていったところで、もう一度実家から出るということを考え始めればいいってことだね。
私生活を充実させる手段として、実家住まいが良いという場合はぜひ検討してみて欲しいピヨ。もちろん、実家にもちゃんと相談しないといけないし、実家の人にもある程度の理解が無いと難しいことだと思うけど…
●現在一人暮らしなのであれば、一度実家に帰って働くというのも環境を変える意味で、選択肢として検討したほうが良い
●1年目で辞めるというのは色々大変だったはずなのだから、家族の協力を得て働くということを考える
●転職後の生活に慣れれば、再度一人暮らしを考えると良い
看護師専門の転職サイトを利用するのもおすすめ
ピヨ
第三者にサポートしてもらえる転職サイトを使う場合のメリットを説明しておくピヨ
看護師1年目途中での退職となると、すごい中途半端な時期になっちゃうし、採用側の反応を気にしてどうしても尻込みをしてしまうことがあると思うんだよね。
だから、転職活動は特にこだわりが無ければ転職サイトを通してするようにしたらいいんじゃないかと思うんだよ。
例えば、最初の登録時にきちんと
パン子
って伝えておけばいいんだよ。
転職サイトを使っての転職をおすすめするもう一つの理由としては、1年目で激務で疲れ果てているときに転職活動をするのは本当に大変だからなんだよ。だからこそ、転職活動を、サポートしてくれる存在がいたほうが良いんだよね。
疲れている中では、転職先を選ぶにしてもきちんとした判断が出来ないときもあるんだよ。そんなときでも、精神的に辛い時に味方になってくれる転職サイトの担当者に励まされることもあったりするんだよ。
また、単純に、転職活動の時間を節約できるというメリットがあるところも見逃せないね。
●1年目で退職して転職するとなると、心配なことが多くなるので協力してくれる看護師専門の転職サイトを利用すると良い
●新卒1年目の途中で辞めていても、前向きに採用を検討してもらえることを紹介してもらうと良い
●1年目は激務なので、精神的な支えにもなってくれる転職サイトの担当者は心強い
●転職サイトを利用すると単純に転職活動の時間を節約できる
看護師1年目途中でハローワークを使っての転職活動はどうなの?
ピヨ
転職サイトと併用しても問題ないし、メリットも多いけど、ちょっとだけデメリットもあるからそこらへんを説明しておくピヨ
転職活動ではハローワークを使う方法もアリだよ。ハローワークの魅力は何と言っても、求人数が豊富で大病院だけじゃなくて、小さなクリニックの求人も多かったりすることなんだね。
特に人口の少ない地方では、転職サイトで探せる求人が少なかったりもするけど、そんなところでもハローワークには多くの求人が集まっているんだよ。
デメリットとしては、看護師1年目で毎日の仕事に疲れきっている状態で、転職活動の全てを自分で考えて、行動して、判断していく必要があるという部分でかなりの負担になってしまうのは事実なんだよね。
でも、看護師1年目で既に退職して転職活動をしている場合は、時間的にも精神的にも比較的余裕があると思うからハローワークで転職活動をし易いはずだね。
転職サイトとハローワークそれぞれにメリットとデメリットがあるから、住んでいる地域の状況や自分の状況も含めてどちらを使うか、両方使うかを考えるといいと思うよ!
●ハローワークは求人数が多いし、小さなクリニックの求人が多い
●特に人口の少ない地域では、転職サイトよりもハローワークに求人が集まる傾向にある
●1年目で疲れ切っている中で在職したまま、転職活動をするのはハローワークでは大変というデメリットがある
●退職した後にのんびり転職活動をするのならハローワークも良い
●転職サイトとハローワークの両方を使うのも良い
まとめ
ここまで見てきたあなたは、「新卒1年目で辞めた看護師を雇ってくれるところあるの??」って思うかもしれないけど、看護師の求人はたくさんあるし必ず見つかるんだピヨ!
もちろん中には、「新卒1年目で辞めた看護師はダメ!」っていうところもあると思うけど、諦めなければ必ずあるんだよ!
新卒1年目で転職しようとする看護師に対する風あたりは、厳しいのは現実としてあるんだよね。でも、やる気を失ってさえいなければ、看護師を求める現場は多いし求人は見つかる可能性が高いんだよ。
また、転職先を探すときは医療以外の現場に目を向けても良いかもしれないね。例えば、介護の現場でも看護師が求められることは多いし、最近では保育園で求人を出しているところもあるんだよ。若くて美容に興味がある場合は、美容外科や美容皮膚科などの美容クリニックで働くという選択肢もあるんだよ。
看護師の求人には臨床経験を求められることもあるけど、そうじゃないところもあるから、地道に粘り強く探して、自分に合った職場に辿りつけることを祈ってるピヨな。
パン子
ピヨ
<最後に1年目を乗り切ったピヨからのメッセージ>
さて、ここまで偉そうに1年目で退職や転職しようとしている看護師に向けて色々と解説してきたんだけど… でも、この解説しているピヨ自身も1年目は本当にボロボロになって乗り切ったという印象が強いんだよね。
入職して最初の3か月くらいは仕事は夜勤も無くて何とか乗り切れたけど、夜勤が始まってからは本当に仕事に追い込まれていっているという感じだったし…
ピヨの場合は、幸いにもプリセプターが優しい人で、色々と相談にも乗ってくれたりしたから、辛いときにも乗り切れたと思うけど、プリセプターの当たりが強い人だと1年目は本当に極限くらいまで追い込まれちゃう感じになって当然だと思うんだよね。
ピヨは何とか1年目を乗り切れたけど、それは本当に紙一重だったなと感じるんだよ。だからこそ、「退職したい!」「転職したい!」「看護師を辞めたい!」と考えてこのページを見ているみんなの気持ちも痛いほど分かるんだよね。
本当に頑張りつくして、1年目で退職する、転職するという決断をするのなら、それを他人に何て言われても気にしないようにして欲しいピヨ。
もしかしたら、転職先探しをしている中で、1年目で辞めたことを何か言われるかもしれないし、転職後に何か言われるかもしれない。それでも、そんな言葉は無視して、転職先で看護師として成長していってもらいたいピヨ!!
少しでも良い転職先を探すために、次の転職先を探すときは頑張るんだよ。面接のときに職場環境をさりげなくチェックしたり、何ならどこか具合が悪いなら患者として受診してみて、ついでに職場環境をチェックしてもいいと思うよ。
というわけで、ここまでかなり長くなったけど、これで新卒1年目での転職問題についての解説は終わるよ。このページが参考になって少しでも環境の良い職場が見つかることを願っているピヨよ!!