パワハラで看護師転職します! 「私のパワハラ被害の話を聞いて!編」

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看護師とパワハラ

パワハラっていつの間にか一般的な言葉として定着したピヨな…

看護師の世界でもパワハラは多いんだピヨ。

 

パワハラを受けたときに、どうするか?

誰に相談するのか?

パワハラに法的措置を取りたいけど?

そもそもこれパワハラ?

などなど、色々な疑問や悩みがあると思うピヨ。

 

今回は、看護師が受けるパワハラについて徹底的に解説していくピヨ!

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そもそもパワハラってなに?

パワハラの定義

パワハラは次のように定義されているんだピヨ。

・業務範囲を超えて
・職務上の地位や人間関係を利用して
・継続的に人格や尊厳を侵害、否定する言動を行い
・精神的苦痛や、労働環境を悪化させる

以上のような言動をパワハラというんだピヨ。

 

“業務範囲を超えて”だから、業務範囲内でされる業務命令はパワハラにはならないんだピヨ。

 

“継続的に…”だから、1回言われたくらいではパワハラとは言い切れないものなんだピヨ。言われて許せないことってあったりするけど、1回や2回の失言で「パワハラ!」って決めつけるのは難しいんだピヨな。人間だものピヨ。

パワハラの6類型

パワハラには次の6類型があると厚生労働省が発表しているんだピヨ。一つずつ紹介していくピヨよ。

具体的な攻撃

例としては暴行や傷害ピヨ。

簡単に言えば、殴ったり、蹴ったり、叩いたりという暴力行為ピヨね。

後でも触れるけど、これは刑事事件にもなる可能性があるものピヨ。

精神的な攻撃

例としては暴言や、脅迫ピヨ。

言葉の暴力といったほうが分かりやすいかもピヨ。

人間関係からの切り離し

例としては無視や仲間はずれにすることピヨ。

子どもみたいなイジメだけど、やられたほうはキツイピヨね。

過大な要求

不可能なことや、不要なことを強いるようなことピヨ。

業務上どの程度まで許容されるかは、微妙なこともあるかもしれないけど程度問題で「これは無理!」ということはパワハラにあたる可能性があるピヨ。

過小な要求

意外に思うかもしれないけど、過小な要求もパワハラなんだピヨ!

例えば、看護師に対して看護業務とはまったく関係の無い「みんなのお菓子を買ってきなさい!」とか、仕事をまったくさせないとかそういうことピヨ。

個の侵害

個の侵害というと分かり辛いけど、プライバシーの侵害ということピヨ。

例えば、休みの日の予定をしつこく聞いてきたり、結婚しないことを何度も言ってきたり、自分の携帯・スマホを勝手にチェックしたりとかピヨ。

パワハラに当てはまったらどうする?

転職する(逃げる)

「逃げるのはイヤ!」っていう場合もあると思うピヨ。

でも、パワハラっていうのは簡単に解決できない場合も多いんだピヨ。

そのまま耐えていると、最悪の場合は鬱病とかになってしまう可能性もあるから軽く考えたらいけないピヨよ。

 

それなら、今の職場にこだわるよりも、転職をしてしまうことが一番手っ取り早い解決策になるんだピヨな。

 

幸い(?)看護師の場合は、看護師としての職場は見つけやすいから、手に職が無いような他業種での転職に比べればまだやりやすいほうだと思うピヨ。

師長・先輩看護師に相談する

看護師長や先輩看護師自体が、パワハラの相手の場合はどうしようも無いけど、そうで無ければまずは相談ピヨよ。

 

ただし、相談する相手とパワハラをする人との、人間関係によく注意するんだピヨ。相談相手とパワハラする人との関係が深かったら、パワハラが更に悪化しかねないピヨ。

総合労働相談コーナーに相談する

これは各都道府県に労働局が設置しているものなんだピヨ。

⇒総合労働相談コーナーのご案内|厚生労働省

 

相談の結果、実際にパワハラがされていると認められる場合は、労働局長が病院に対して指導をしてくれることもあるピヨ。

 

更に、これでも解決しない場合は“あっせん”と呼ばれる制度を利用することもできるんだピヨ。あっせんというのは、調停みたいなもので病院側との話し合いを労働局が仲介してくれるようなものなんだピヨな。1対1で話し合う訳じゃないから、言いたい事を言いやすくなるし、病院側も無茶なことは言い辛くなるピヨ。

 

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法テラス・弁護士に相談する

法テラスや弁護士に相談するって方法もあるピヨ。

ただし、これは解決に向けて法的手段をどうするのか?という相談になるピヨ。

 

とはいっても、法的手段を取るかどうか迷っていても、どんな手段があるのかを知るのは良いことだから相談するのも一つの手ピヨ。

 

裁判や労働審判とかの法的手段を取るのであれば、パワハラされていることの証拠はぜひ確保しておきたいピヨ。録音を撮ったり、暴力であれば診断書を取ったりするんだピヨ。精神的な疾患なら心療内科で診断書を書いてもらうんだピヨ。

警察に相談する

ここは一番敷居が高いかもしれないピヨね…

警察に相談するってことは、そのパワハラが“犯罪になる”ようなものである必要があるピヨ。

 

ただ単に「職場の上司が酷いんです!」っていう相談ではまず相手にしてもらえないピヨ。

 

警察に相談するのであれば、もっと具体的に

「〇月〇日に暴力を受けました。診断書もあります。」

「〇月〇日に土下座を強要されました。録音しています。(又は証言してくれる人もいます)」

みたいな形で、“犯罪が行われたこと+証拠もある”ということをセットにすると、きちんと動いてくれやすくなるピヨ。

 

はっきりとした犯罪であれば、警察署に被害届か告発状を出すようにするんだピヨ。

犯罪として立件されれば、さすがにパワハラは無くなるピヨ(というか、パワハラ相手が職場にいれなくなる…)。

心療内科に相談する

これはパワハラ問題の解決というよりも、精神面をケアしてもらうんだピヨ。

うつ病かどうかわからなくても、朝起きられないとか、家から出たくないとか、今までと違うような精神状態なら心療内科に行ってみるピヨ。

 

悪化してうつ病になる前に対策を取るピヨ。

もちろん、心療内科だけでパワハラ問題が解決する訳じゃないから、その他の対策も一緒にしていくんだピヨ。

病院に仕返し(?)をする

パワハラが横行するような病院は、基本的に職員の管理も杜撰なことが多いピヨ。

残業代が支払われていないっていうのも多いと思うピヨ。

 

パワハラの相談をしても、まったく相手にしてくれないとか、 逆にパワハラが酷くなるとかあったりするピヨね。

 

そんなときは、パワハラで病院を訴えてもいいし、退職して残業代を請求してやってもいいピヨ! 仕返しというより、自分の権利をちゃんと主張するってことピヨね。 

パワハラでうつ病になったら? 

これは一刻も早く職場を休職するか、辞めるピヨ!

 

そして、とにかく休む。休む。休む。休む。休む。

それから… 考える。

退職した場合は、いろいろと手続きをするピヨ。

傷病手当金の申請をする

病院を辞めると、給料が入ってこないピヨ!

そこで、するのが傷病手当金の申請ピヨ。ちなみに、退職しなくて休職でも申請できるピヨ。

 

病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

↑では説明がないけど、退職後でもOKピヨ。あとは、自分が入っている健康保険の組織がどこかちゃんと確認するピヨ。 

 

病院を通して、申請をするのが一番簡単だけど、してくれない場合は自分で申請するんだピヨ!

 

傷病手当金の受給が1年半はできるから、その間に快復するといいピヨな。

労災の申請をする

うつ病でも労災の認定を受けられる場合があるんだピヨ。

労災は職場を通してするものって考えがあるかもしれないけど、自分でも申請できるんだピヨ。

 

ただし、絶対労災認定されるとは限らないから、上で説明したようにまずは傷病手当金の申請をするんだピヨ。労災が認定されたら、傷病手当金から切り替えるんだピヨ。

 

昔に比べれば、うつ病での労災認定はされやすくなってるけど、それでもまだまだ可能性が高いとまでは言い切れないから、この点は注意するんだピヨ。

 

ここで紹介した、傷病手当金や労災申請について不安なことがある場合は、弁護士に相談してもいいけど、社会保険労務士という専門家の方が詳しい場合があるピヨよ。それに役所に直接相談しても結構対応できたりするピヨ。

まとめ 

看護師業界に限らずだけど、パワハラって人間性を否定されたりして、心がボロボロになったりするんだピヨな。

 

本当に辛いけど、いろいろと対応策はあるから、行動していくんだピヨ!一人で行動するのが怖い場合は周りに相談したり、弁護士とかのプロに相談するんだピヨ。

 

看護師がすることは、看護業務だけど職場といっても色々あるんだピヨ。

パワハラを受けて退職をしたとしても、次に進むことは十分できるんだピヨ。

 

 パワハラに負けてもいいから、自分を守るピヨ!