看護師として忙しい病棟勤務をしていて、クリニック勤務に興味を持つ人も多いです。病棟勤務と違い、クリニック勤務は日勤のみになります。そして、クリニックでは休憩時間に中抜けをできることもあります。
この記事では、クリニックに勤務すれば休憩時間の中抜けを必ずできるのか、どのような注意点があるのかなどを解説していきます。クリニックへの転職を考えている看護師さんは、休憩時間がどのような形になるか確認してください。
クリニック勤務なら休憩時間に必ず中抜けできる?
クリニックに転職すれば、必ず中抜けをできるようになるのでしょうか。ここでは、そもそもクリニック勤務時に中抜けができるのかどうかを説明します。
多くのクリニックが休憩時間の中抜けをできる
結論から言えば、多くのクリニックが休憩時間の中抜けを認めています。なぜなら、クリニックは総合病院などと違い、院内に食堂もないため食事のために外に出るのは自然なことだからです。
看護師によっては、クリニック勤務でも弁当を持参して休憩時間をクリニック内で過ごす人もいます。クリニックとはいっても、職員が10名以上勤務するような大きめの規模のところでは休憩時間を職員同士で過ごすことも多いです。
休憩時間に中抜けをしてのんびりと過ごしたい場合は、クリニックへの転職はおすすめということになります。
中抜けを禁止するクリニックも稀にある
前述のとおり、多くのクリニックが中抜けを認めています。
しかし、クリニックによっては中抜けを禁止しているところもあります。極端に環境の悪いクリニックでは、休憩をしている看護師に電話番をさせる例もあったりします。
そのため、中抜けをしたいと考えてクリニックへの転職を検討している場合は、事前の確認は必須となります。面接時に「休憩時間の中抜けはできますか?」と聞いて、事前に中抜けの可否を把握しておきましょう。
中抜けに必要な休憩時間は?
多くのクリニックが中抜けを認めているとしても、休憩時間が短いと中抜けをするのは難しいです。中抜けをしてゆっくり休憩するのに、どの程度の休憩時間が必要になるのかを説明します。
1時間休憩のクリニックでは中抜けは難しい
1時間休憩のクリニックでは中抜けが認められているとしても、中抜けをしてのんびり休憩するのは難しいです。特に自宅に帰ってのんびり休憩したい場合は、移動や食事で休憩時間が終わってしまうことが多くのんびりすることはできません。
クリニック近くのコンビニに出向きイートインで食事する程度であれば、中抜けでも多少のんびりとはできるでしょう。しかし、基本的には1時間の休憩で中抜けをしてのんびりと休憩するのは厳しいと考えてください。
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120~150分休憩のクリニックなら中抜けしやすい
クリニックは、午前診療と午後診療の間が長く120~150分程度の長い休憩時間となっているところも多いです。
休憩時間120~150分であれば、中抜けをしてのんびりと過ごすことができます。自宅が余程遠いのでなければ、自宅に帰りのんびりと過ごすこともできるでしょう。
休憩時間に中抜けをしたいと考えている看護師さんは、120~150分程度の休憩時間となっているクリニックを選ぶようにしましょう。
残業に注意
休憩時間が120~150分と長めになっているとしても、午前診療が休憩時間にずれ込むクリニックもあります。
特にクリニックの診療受付時間と、休憩時間の開始時間が重なっている場合は注意が必要です。診療受付時間間際に受け付けた患者さんの処置で、休憩に入れるのが遅くなることがあります。
診療受付時間と休憩時間の開始時間が重なっている場合は、休憩が減るような残業がないか、休憩の入り時間が遅れた場合は、休憩の終わり時間を後ろにずれ込ませてもよいのかを確認しましょう。
休憩時間が120~150分あったとしても、残業により休憩時間が短くなることがないかは必ず確認しておいてください。聞きづらいかもしれませんが、「休憩時間に中抜けをして家の用事を終わらせたい」と伝えることで聞きやすくなります。
中抜け時の服装がどうなるのかも確認する
休憩時間が長めだとしても、中抜け時の服装によっては実際に休める時間は変わってきます。休憩時間の服装について説明していきます。
ナース服・白衣のまま中抜けできるクリニックなら余裕を持てる
クリニックによっては、休憩時間に白衣のままでの中抜けを認めているところもあります。このようなクリニックであれば、休憩時間にすぐに外に出ることができるため休憩時間を有効に使えます。
ただし、白衣のままで自宅に変えるとクリニックの菌・ウィルスを持ち帰ってしまう可能性もあります。特に、自宅に小さい子どもがいる場合は注意してください。
私服に着替えることを義務付けられると着替えに時間を取られる
白衣のままで中抜けすることを禁止しているクリニックもあります。このようなクリニックでは、私服に着替える時間を計算しないといけないため、着替えだけで10分程度は休憩時間をロスすると考えてください。
私服に着替えないといけないクリニックで休憩時間が60分の場合は、中抜けで近所のコンビニに出向くのも時間はギリギリになってしまいます。
クリニックへ転職して休憩時間に中抜けでのんびりしたいのであれば、休憩時間の服装についても事前に確認するようにしてください。
まとめ
ここまで、クリニック勤務時の休憩時間の中抜けについて解説してきました。解説してきたとおり、基本的にはクリニックでは中抜けを認めていることが多いです。
しかし、休憩時間の長短や、着替えの有無にもよって中抜けでのんびりできるかどうかは変わってきます。
クリニックへの転職を検討している場合は、中抜けにかかわる細かいことところまで確認するようにしましょう。